さくっと6:55。チェックインを済ましてゲートに進む。いい感じのレストランがあったのでここで朝食。台湾人は親切だしお店のつくりもきれいでいいね。そしてCI791便。8:25搭乗が遅れて8:55分搭乗。一路ハノイに向かう。ハノイまでは3時間、眠る間もなくハノイだ。機体が高度を下げてくると田園風景が広がり始める。懐かしいね。10:31.ノイバイ空港に降り立つ。ようやく目的地に着いた。長い道のりだった。ノイバイは小さく狭い空港だ。すぐに荷物を受け取り入国する。それはそれで便利だがきっとそのうち大きな国際空港に変わるんだろう。さあ、いよいよハノイ編のスタートだ。Linhさんはどんな人だろうか?Tamさんが迎えに来るのだろうか?ゲートを超えるとまず見えたのがフンちゃんとそして前回の最終日に異常にもりあがったタムラオだった。
フンちゃんはこれないと思っていたので嬉しかった。本職は映像カメラマンなタムラオは前回同様僕らの行程を映像に残して追いかけてくれている。そしてLinhさんとも対面。見るからに頭のよさそうな彼は日本にも留学経験があり今は日本に関する企業で働いているという好青年だった。会った瞬間に安心。さすがNam君の紹介でもある。僕らのテンションも気温と同時に一気に上がる。バスに乗り込み田園風景を市内に向かう。12時ホテル着。LAKE SIDE HOTELは湖畔に立つ四つ星ホテルで窓の外の湖がきれいだ。
2011/06/05
6:30起床。ほとんど寝れていないのでキツイ朝。無理やり起きて窓を開けるといきなり熱気が伝わってくる。7:30に朝食に行くとmasaoとサムライが先に来ていた。今回のツアー、禁酒中のmasaoがとにかく朝食一番乗りだった。酒を飲まないということは健康に良いということを実証してくれる。そして、二日酔いの僕。まずいね。8:30の集合時間には全員そろっていた。忘れ物を持ってきてくれたタムラオ。そしてLinh君とも今日でお別れだ。空港に向かう道。なんとなくHanoi市内がわかるようになってきた。次はいつくるのだろうか?どんな会場でやろうか?空港までの約1時間、そんなことを考えて過ごす。大きな橋を越え市内から抜け出すと街道はいきなり田園風景だ。ノイバイ空港に到着。荷物を降ろしチェックインへ。重量も予定通りで登場口に向かう。ここでLinh君ともお別れ。本当にいろいろ御世話になった。こんなにも短い期間でこんなにも信頼関係を作ることができたということは本当にすばらしいことだと思う。
10時前なので買い物をしていつものカフェに集合。カフェスダもここでしばらく飲み納め。店の照明の暗さもあるかもしれないがなんだかみんな寂しそうだ。そして11:35.CI792便で台北へ飛び立つ。Xin Cam on Ho Quynh huong.帰りの分は結構すいていた。ここで帰国後の報告資料やtodoをまとめる。記憶の新しいうちにやることをやっておきたい。およそ3時間のフライトで台北へ。台北はもう慣れたものでトランジットのためのターミナルの移動などもスムーズに行く。ターミナル間はトレインで行くのだが結構便利。日本でも導入してほしいね。そして、ゲートに進み16:35.CI106便にて成田へ向かう。これは前回のホーチミンツアーでも同じ便だったよね。搭乗後、なかなか移動しない。どうしたのか?と思っているうちに転寝をしてしまい、そのままなんとなく飛び立つところをかすかながら覚えている。目が覚めると、もうすでに空の上にいた。
この悲しみは言葉では表せない。だからこそ前に。だからこそ時を前に進めるためにアクションを起こしていかねばいけないと思った。生きていくことに対する意義。それは僕が音楽に求めていることであるかもしれない。チャリティを始めたのもそういった理由かもしれない。やるなら絶対に形にしたい。気持ちだけでは足りないと思う心からとにかく形にすることにこだわる。いいときも悪いときもある。ただ、そうしているうちにつながった新しい世界。一年前には思いもしなかった関係が今ここに広がる。改めて思う。まだまだ先は長い。またまだたくさんのやることがある。
今日のやりきった気持ちが明日の足りないに変われる自分でありたい。
GYPSY QUEEN ROAD TO ASIA#30
2011/06/01-2011/06/05
Hanoi Rock