2012/03/24
6:30起床。ほとんど寝ていない感じだ。でも意外にすっきりした目覚め。7:30レストランで投入と汁なし担担麺を食べる。中国式の朝食だ。8:30にホテルを出発し華中科技学院へ向かう。ホテルから市の中心に向かって15分。巨大な大学に到着。大学の中はとっても雰囲気のある木々に囲まれていて中国の学校教育にかける意気込みが感じられる。会場はその中にある外国語学院で行われる。到着するといきなり歓迎の電子バナー。いろいろ用意してくれたことに感謝。かなり肌寒い中、さっそく準備を始める。今回は交流会メインであるがライブの延期に伴いアコースティックコンサートを行うことにした(機能の夜中に決めた)。曲も今後のために全曲毛色の違う曲を選ぶ。その反応次第で傾向が変わる。そんな思いだった。会場にしだいに学生が集まったころ、何やら見たことのある顔ぶれが会場に来た。声をかけてみると日本人だった。中国に留学をしている学生たちがたまたま、武漢に来ていて今回のプログラムに参加することになったとのことだった。同じ日本人としてこうして中国で何かを見つけようと頑張っている姿は共感できる。もしかするとこの出会いの数年後一緒に何かをやっているなんて容易に想像できるからね。同じ思いのあるものといろいろ話したかったがそろそろはじまるということもあり我慢。そして、9:30ちょっと過ぎたころミニコンサート付交流会が始まった。交流会では僕らのテーマでもあるFace
to Faceの交流の今の日本、今の中国をお互い知ろう、というのが大テーマ。それに合わせていろいろな質問を投げかけ、そして聞きたいことがあればそれにこたえるという形で始まった。
サウンドチェックも順調に進みいよいよコラボのリハーサル。イケメン風の男の子と、普通に東京にいそうな女の子。成都は都会だからか?あまり苦労することなくリハーサルを終えることができた。16:30に終了しホテルに戻りすぐに出発。この後は副学長主催の夕食会ということで「絶対に遅れてはだめ」とユン先生に厳しく言われる。いつの間にか皆、ユン先生の迫力にすっかり言うことを聞くようになっていた。すごい。この食事会も大学内にある接待所の個室で行われた。英語を話しカナダ留学で日本人の親友ができたこともあり日本が大好きだ、と言ってくれた。やはり学生時代の思いはいつまでも残るということだと思う。今日もきっと数十年後の人々の思いを作る場になればいい。かなり話も盛り上がりちょっと押し気味で会場へ。コンサートは予定通り19:00のスタートだ。すでにお客さんは満員。最後列はみんな立ち見になっている。どれだけ入るか気になっていたので違った驚きだ。おのずとテンションも高まる。このツアーもここで最後。思いっきりやろう!司会者がスタンバイをし、幕の外では開会の言葉が始まる。学長のあいさつ、重慶総領事館の山崎さんのあいさつが続きいよいよ僕らの出番だ。SEでWe
Will Rock Youが流れ出すと会場のテンションは一気に盛り上がる。本当に最近の中国の学生のノリはすさまじい。RocknRollのナンバーからステージは始まった。
簡単ならみんなやっているからね。いろいろな障害はあるものだがやはり一番の決め手は、会いたいと思う人がいるかどうかなんだろうと思う。幸い、一つのきっかけをもとに僕らには会いたいと思う中国の朋友がたくさんできた。そこを綴ってきて今まで来たし、それはこれからも続くだろう。今回もまたたくさんの絆ができたと思う。それも加速度的に増えてきているということがわかる。交流は大勢とすればいいものでもない。ちゃんと相手の顔を見てちゃんと話をしないとテレビの映像と何ら変わりない。Face
to Faceの大切さはどれだけ心を入れ込むことができるかにもよると思う。それが今回はまたできたんだなと思うね。