China Tour 5
- Post by: AKI
- On: 11月 12/09
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2009/11/01
6:30起床。天気は曇天。昨日に比べて結構寒い。
7:00に朝食をとる。まさに中国のホテルといった朝食だった。
8:00にロビー集合。
今日の午前中は蘇州観光である。
小雨混じりながら蘇州の城門や留円、虎丘といったポイントを回ってもらう。
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基本的に観光は好きではないが、その土地を知る重要なポイントでもあるので、積極的に参加。
歴史の舞台に触れることができてとても有意義であった。
ランチも市内で人気のある面の店へ。
お世辞にもきれいな店ではないが面もおいしいし朱さんも僕らの好みを分かってくれたようで嬉しい。
その後会場に向かう。どんな会場だろうか?
今回の会場は蘇州科学技術学院となる。
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キャンバスは非常に広大で学校の入り口に着くとすぐ会場のホールが見えてきた。
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こちらの学校は寮生活をする人が多い。
そんなこともあり学校の中にはありとあらゆる生活環境が整っているようだ。
ホールの入り口につき、看板を見ると想像していたものとは異なっていた。
球ちゃんに聞いてみると今回は蘇州の4つの大學の共同の企画で日中友好の交流コンサートになっているようだ。
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いわゆる蘇州市としてのオフィシャルなイベントになっているということだ。
会場に入るとステージ全面に掲げられた大きなバナーが見える。
ちゃんと印刷されたパンフレットもできていて「準備は問題ありません」という球ちゃんのメールの意味がここで本当に理解できる。
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不思議だ中国。時にはすべてを裏切られることもあるが、こうして驚くほどきちんと用意をされていることもある。
ハコをあけなければ中身は分からない。そんな玉手箱のごとく中国での出来事は僕らの感情を揺さぶってくれる。
早速リハーサルといいたいところだがPAの人が一人ということとあまりシステムを理解していないせいか、だらだらとした進行となる。
モニターの位置やマイクの数。
電源の確保。
まずはそこからであり、これはいつもの中国のやり方である。
とにかく待っていたら時間はどんどん過ぎてしまうので、常時あおりながら進める。
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今目の前にいる人にマイクをくれという。その人がもう一度僕の前に来たときには更に同じことを言う。
同じことを4,5回言ってそれでも来ない場合はミキサーのところからマイクを奪ってくる。
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モニターの位置もすべてが最前面に貼り付けられているのでそれをマイクのところまで持ってきてもらう。
とはいってもなかなかもってこないので勝手に配線を解き自分の前にセット。
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そうするとあわててそのケーブルをまとめにくる。
「この場所でいいのか?」そう聞かれて「ここでいいからこの場所から動かさないで。僕は歌うからここにないと困る」。と伝える。
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こうして何とかサウンドチェックができる状態にもってきた。
僕らをサポートしてくれるのは日本語を学ぶ学生さんたち。
球ちゃんに聞くとボランティアで協力してくれるのはすべて有志の学生だという。
みな、一度も日本にきたことがないのに日本語をきちんと話す。
そんな努力家、優秀な存在がここにはたくさんいる。
人材不足といわれるがここで日本語を学ぶ中国人学生のほうがよほど日本でも通用するのではないか?
そう思うほどきちんとした学生たちで好感度は大。
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そういった雰囲気もあり順調に気持ち的にはテンションアップとなってきた。
そして、少し予定よりも早くサンプラザ中野くんさんが到着する。
サウンドチェック後早速リハーサル。
東京では一度も合わせていないのでここではじめての合わせになるが僕らがしっかりしていれば大丈夫な方なので緊迫感を感じつつも無事終了。
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その後若干の調整を行いバトンをGeNeに渡す。
かれらはメイクに3時間かかるのでこのままリハーサル後、
本番に向けて準備をするというので僕らのみホテルに戻ることになった。