China tour 6
- Post by: AKI
- On: 11月 13/09
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16:30ホテルに到着する。
ここからが忙しい。着替える場所もないステージ裏だったので衣装を着て再び会場に向かう。
17:45。食事は大學の食堂でとるということでこれも衣装を着たまま。
ちょっと変?しかし、食堂といっても特別個室を用意してもらったので一般の人にさらされることなく食事。
昨日のスッポンのようなものは出ないがおいしく食事を取ることができた。
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そして、会場へ。もうすっかり暗くなっている。
会場にはいるともう満員のお客さんであふれていた。
ステージに行こうとしたがバックステージの入り口は特にないということでそのまま会場を通ってステージに。
まあ、あまり気にすることではない。
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さあ、いよいよはじまる。幕の下りたステージ裏では大混乱。
スタッフが駆け回っている。みんな必死だ。きっとこういうことを経験するのも初めての人も多いのだろう。
でも、それは素晴らしい経験だと思う。
流暢な司会が始まり本番だ。
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しょっぱなのGeNe。
彼らにとって最初の中国のステージだ。
僕らが2001年に感じたものとは今では環境的にも大きく違う。
それでも異国のステージは確実に何かを彼らに残すだろう。
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ビジュアルロックのパワーに会場は飲み込まれ、始めてみる姿をお客さんは楽しんでいる。
以前なら耳をふさがれるであろう音量にも楽しむ余裕があるのは今の学生のしるしだ。
世界は次第に共通化している。
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そして、僕らの出番になる。
幕が上がるぎりぎりまでオケが出なくて苦心したがなんとか間に合った。
オープニングのSEが流れ幕は開く。
満員の観客たちの期待の歓声が上がる。
久しぶりの中国のステージ。
楽しまない手はない。
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最初にオリジナル曲を続ける。僕らのオリジナル曲は中国語を織り交ぜたものが多い。
「moonlight&Sunshine」は「月色陽光」というタイトルへ。
「Fight it out」は「勝利和奇跡」というタイトルで全編中国語だ。
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そして「重慶ブルース」。
Shinonの中国語で会場の雰囲気は変わる。
重慶で会うことができなかった重慶ゴジラさん。
彼とのこと、そしてこの歌を僕らが歌う理由を丁寧に伝える。
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観客の反応がかわった。この想い必ず重慶で伝えたい。
演奏しながらそう思った。
そして次もオリジナルの中国語曲「想イホ」。これは中国語の歌詞がシンプルだがとてもキレイにできた曲。
杭州出身のようように翻訳を手伝ってもらった歌で今でも教わっているときを思い出す。
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あの頃は一生懸命中国語を勉強したものだ。
そして、今回のツアー用に用意した「誰」シンガポール出身のターニャチュアの曲をカバーしたものだ。
ミドルテンポの曲が続き後半は「Alfred&Julia」で観客をあおる。
そして四川民謡をロックアレンジした「康定情歌」でGYPSYQUEENのステージを締める。
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この曲は初期の頃に時間をかけてきっちりアレンジした曲で中国でも評判のよい曲だ。
最高だね。
蘇州の学生たちの体温がステージをどんどん熱くしてくれる。
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続いて中島満雄の出番。
日本のロックシンガーのパワーを伝えるには彼の歌声が最高だ。
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「Prayer」「Mekong River」とミドルロックナンバーを続ける。
覚えたてのカタカナ中国でも会場をもっていくパワーはさすがだ。
一旦僕らのステージは終わり蘇州のバンド「Red N Roll」の演奏が入る。