China Tour 7
- Post by: AKI
- On: 11月 14/09
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よたさんがサンプラザ中野くんさんを会場までアテンドしてくれた。
次のバンドを見ていた中野さんが思わず「このボーカルうまいね」という。
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中国のバンドで生きていくためには日本の10倍の人口の中で戦わなければいけない。
それだけクオリティは必要なわけだ。がんばってほしいね。
次のサンプラザ中野くんさんの出番までクールダウンしているとあっという間にこのバンドの演奏が終わってしまった。
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「3曲だけなのね」。
本番まで状況が読めないのも中国。
あわてて準備を整える。
中野さんにとっても数年ぶりの中国のステージだろう。
まだ、ROCKが普及していない時代。日本人が中国でROCKなんでできなかった時代だ。
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この蘇州のお客さんをどう盛り上げてくれるのだろうか?
幕が開き中野さんが登場する。
その瞬間にすでに会場をつかんでいる。さすがだ。
パワー中国語と英語を織り交ぜ盛り上げる中野さん。
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曲は「大きなたまねぎの下で」「ランナー」「旅人よ」の3曲だ。
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爆風のベースは和佐田さん。
どうあがいても及びもつかないが中野さんに気持ちよく歌って欲しい。
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そう思うと必死だね。
ベースも。
ある意味バックに徹することができる。
横でランナーを熱唱する中野さんはかっこよかった。
自然とあおられてくるのが分かる。お客さんも知っているのかそれとも初めてなのか?
そんなことも関係なく盛り上がる。
良かった。
蘇州の公演。
これで成功といえるだろう。
そしてフィナーレになる。
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僕らのテーマソングともいえる「Happy to see you」。
GeNeのボーカル大士にも参加してもらって日本側として盛り上げる。
そして最後「相信愛」を中国側のアーチスト全員を含めて歌う。
この曲は四川大地震のときに数々生まれたチャリティソングの一つだ。
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歌詞を見てこの曲を今回の公演のフィナーレにきめた。
中国語の歌詞をもとにイメージした日本語の歌詞も書いた。
かなり自分でも気に入っている歌詞が書けたのできっと東京でもやるかもね。
そしてコンサートは終わった。
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目的の日中友好の公演には十分なったとおもうし、スタッフみんなの笑顔がそれを証明してくれている。
出演者の顔もみなきれいだ。
いい時間を一緒に過ごせる喜び。
Happy to see youだ。
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球ちゃんが「学校関係者も非常に高い評価でした」と伝えてくれる。
なんだかほっとする。
ステージに出る前の責任は製作サイドだがステージが終わったときの評価はすべて演者側のでき如何による。
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だからこのイベントのきっかけをくれた球ちゃんの笑顔は何よりも嬉しかった。
22:30。
会場を出発してホテルへ。
時間はまだまだたっぷりある。
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まずは初日の打ち上げだ。
ホテルの近くの五州という店に行く。
日曜日ということもありもう営業は終わりという感じだったが行くと空けてくれる。
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それがまた中国式である。
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二つの大きな円卓に一行17人が座る。
もちろん球ちゃんも一緒だ。
感謝の乾杯。喜びの乾杯。再会を誓う乾杯。
気持ちいい時間が過ぎる。
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そして1時。ホテルへ。
明日も早いのだ。
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部屋の荷物を少しだけ片付けて2時就寝。