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China Tour 9

まさに上海一望

まさに上海一望

実際に「GYPSYQUEENにあったおかげで日本人が好きになった」ということを言われたり、

「一度日本に行きたい」、といい始めてくれる人がいたりと本当に小さな一歩だが日中の交流のために役に立ちたいと思っていた。

そしてそれが今日も現実となる。

当時の四川外語学院の食堂。超おいしかった!

当時の四川外語学院の食堂。超おいしかった!

当時学生だった彼は僕らのコンサートをみてとても素晴らしかったといってくれた。

僕等的には2005年の重慶公演はあまり良い出来ではなかったし、それなりに反省点もあった。

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それでも、それを感じてくれる人、よき思い出として日本人のコンサートを大事に今も覚えてくれる人がいるのであれば、それは本当に僕らの思い、主旨が通じたのではないか。

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あっという間に2005年のときに逆戻りした。あのときの出来事がみんな思い出される。

そういえば帰国後もたくさんの感激のメールを当時の学生たちからもらっていた。

なんだかとっても嬉しいね。

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あの時会った人がここにいる。

そしてそれはお互い共通の思い出だ。

それが今は蘇州の日本語ガイドをやってるってものすごくすてきじゃない?

これは事実だ。

しょうさんは僕らとの再会を喜んでくれている。

それで十分だ。

昨日のステージもものすごく楽しんでくれたみたいだ。

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「はやく言ってよ!!」ぼくは嬉しくなって彼の肩を抱く。

彼はとびきりの笑顔を返してくれる。

この再会があるからやめられない。

この出会いがあるから僕は再びこの国に来たのだと確信できた。

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しょうさんは年は若いけれどしっかりした日本語で僕らをサポートしてくれる。

蘇州海外旅遊有限公司という会社。

少なくても球ちゃん、朱さん、しょうさん。この三人のガイドしか知らないがみな日本語は堪能だし、なんと言っても性格もいいし、頭も切れる。

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ものすごい力がこうしてここにあることを知れてうれしかった。

比較的ゆっくりと食事をして出発。豫園の前にはお土産売りが大集合。

なんだかあやしいスライムみたいなものをすすめられる。

なんとなくいいね、この辺は昔のままだ。

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13:00出発。

地下トンネルで川を越えまさに大発展中のエリアへ。

ここは昔は畑だったところ。

そこにテレビ塔がたった後、どんどん発展していくことになる。

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ここに2003年の写真があるが今は面影もない。

2003年当時

2003年当時

きっと昔の新宿の高層ビル街もそうだったんだろうな。

とにかく今はビルで満杯という感じだ。

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実際にそばに行くと整理された未来都市の様相となる。

整備された広い歩道。天高く突き上げる高層ビル。それぞれのビルのデザインはことなり共通性はない。

それぞれが主張しているのでバランスは良くない。が、全体で眺めてみるとそのゴージャスな景観はこの国の発展を物語っている。

上海環球金融中心。世界一の高さを誇る

上海環球金融中心。世界一の高さを誇る

現在上海市内では4000か所の工事がおこなわれている。来年の万博でこの町は世界に知られることになる。

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租界時代だったころ、そして2010年の主役として名乗りを上げる準備をしているのだ。

ぼくらは世界最高の高さを誇るビル。上海環球金融中心に向かう。

ここで上海側のコーディネータこばじゅんさんと合流する予定だ。ビル風に吹かれ寒くてちょっとつらい中、はやめにこばじゅんさんがきてくれた。

助かった。

何せこの整備された年には不釣り合いのロックバンドマンがたっている。

風景になじんでいないのはよくわかる。

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こばじゅんさんと挨拶をしてまずは打ち合わせ。

このビルのレストランでミーティングを行う。

蘇州の進め方とは180度異なる進め方だ。

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一つ一つ確認をしていくのは日本式か。

まずはこのタワーに登らせてもらうことに。特別な配慮で100階まで行けることになった。100階だよ。

高いところは苦手だがいかない手はない。

まるでディズニーランドのアトラクションに乗るがごとくいい感じのエレベーターホールからエレベーターで100階に昇る。

ゴージャスだ。

そして、エレベータにのる。す。すごいスピードだ。

最初94階に到着する。

ここも展望台になっている。

これ作った人どうやってこんなところに鉄骨積んだんだろうか?

ありえない。

だって地面の自動車がまるで衛星写真を撮ったように豆粒みたいになっている。

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そして、ここが終点ではない。

ぼくらは別のエレベータにのり世界最高地点である100階に。

エレベーターを降りるとSF映画を見ているような空間にでた。

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