China Tour 13
- Post by: AKI
- On: 11月 20/09
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空港に着くとにぎやかな人であふれる中、カートを集めて荷物の積み出し。
チェックインカウンターに向かう。ちょっと早く着いたせいか誰もいない。これはラッキーだ。
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荷物を並べてチェックイン。
時間があればマッサージにいけるかもと淡い期待をしつつバッグを預ける。
しかし、この係員が恐ろしくスローで朱さんですら「この人は遅すぎる」という。
ということは相当遅いわけ。結局30分くらい時間を使ってしまった。
一行16名。成田を出たときと同じ面子になり出国に向かう。
朱さんともここでお別れだ。
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ありがとう。
また一つ中国を好きになれた気がする。それはあなたのおかげかもしれない。
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空港内にはいるとそこはもう中国と日本の間。
いつもながらにさびしいある意味無駄な時間を浪費する。
夕日がまぶしい。
旅の途中に見える夕日はきれいで美しいのに帰国のときの夕日はいつも同じ、ドラマのエンディングのようで切ない。
シュムリアップの夕日も同じ感じだったからこの感覚に間違いはない。
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16:25の搭乗予定が若干遅れつつも僕らは機内へ。
機体が中国から離れる頃にはすっかり眠くなっていた。
あっという間だね。4日間だしね。
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短い時間に起きた出来事の感想は凝縮されてやっと回想録に変わる。
うん、よかった。
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機体が安定飛行に入り僕は若干空席があったのでのんびりと席に着く。
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第3章4幕はここで閉じることになる。24回目になった今回のツアー。
回数を重ねると同じことの繰り返しということもあるのだろうが今回もそんな期待は裏切られ新鮮なものであった。
より多くの出会い、より多くのつながり。
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支援の言葉が結ぶ人間関係の絆の力には不可能を可能にする力がある。
そして、よみがえった旧友との再会。
僕らはすべて覚えていた、あの頃のこと、あの頃のきもち。
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だからこそ、まるで昨日まで一緒にいた仲間のようにともに行動し、そして別れて行った。
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この記憶は僕らの中でまた一つメモリされる。
そして次の再会まで忘れることはないだろう。
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同じところに数日前まで他人だった新しい仲間がいる。
そして、明日の朝、一緒にいないことが寂しい。
そう思える私の友よ。
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不思議だな。四日前まではあまり知らなかったじゃないか。
今でさえそう知っているわけではない仲間が大切な存在になったりする。
そんな仲間たちと何かをしたい。その衝動は尽きない。
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時計を日本時間に戻す。
たった1時間は誤差の範囲だ。
機体はすでに房総半島に入った。上海から2時間ちょっとのフライトだ。
そして、21:04。MU271便は夜の成田に降りた。
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16人の仲間たち。別れ際の握手は今までで一番力が入っていた。
それが僕らのツアーの成功と、新しき仲間たちの絆の強さそのものだと感じた。
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素晴らしき友人よ、感謝だ。
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そして、僕らの中国は再び始まる。
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Remember
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