相約北京3
- Post by: AKI
- On: 5月 9/10
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ゲートをくぐりステージ脇につく。会場につくとなんだかそのままRHができるような感じになっている。
それもかなりがっちりできる環境が用意されていた。
昔だったら。。。昔の話はもうよそう。すでに違う国なのだ。
「どうぞ準備をしてください」と言われ楽器を持ってきてよかったとホッとする。
ステージに設置された機材はほぼ新品のものばかり。アンプは鳴りがいい。
音響のバランスなど細かい所をチェックさせてもらった。
モニターの出し方などは残念ながらまだまだ日本の方がスムーズだ。それでも機材の環境は素晴らしく文句なしの状態といえる。
おおよそサウンドチェックを終え、スタッフとコミュニケーションをとり足早に会場を出る。
この後の大使館のアポが迫っている。ここから市内の中心部に向かうため非常に混んでおり到着したのは17時ちょっとすぎていた。
それにしてもこの場所はとても懐かしい。
2002年以来だ。大使館では山田公使と大塚さんに対面させてもらった。
まずは今回の参加するイベントの紹介と活動の報告をさせてもらう。特に今取り組んでいる案件についていろいろ相談をさせてもらった。
日本にいては分からないことがたくさんあるからね。
文化交流に非常に理解を示して頂けて本当に来てよかったと思った。
国を代表する機関にこうして日本からきて挨拶に行くことは当然だ。それは毎回思うことである。
とは言え、いろいろな人がいろいろな案件を持ってくることも確かでそんな中できちんと話を聞いてくれたことはとてもありがたく、僕らにできることであれば何でもさせてもらいたいと思った。
大使館を出てその足で国際交流基金へ。04年から藤田所長にいろいろ懇意にして頂いていたが今年帰任されたということで小島さんにご挨拶。
伺う予定の時間よりも押して到着したのにいろいろ話をして頂けた。感謝である。
このエリアは非常にきれいなビルが立ち並ぶ。こんなとこに住めたらいいなぁ、と思うマンションが重なるように立ちはだかっている。
家賃も相当高くなっているようだ。こばじゅんが「このあたりに迫さんすんでいますよ」という。さすがだ。
僕らは急いでバンへ。予定の時間を過ぎてしまってもドライバーの高さんは笑顔。
この国の人はみな優しいよね。ホテルに戻るとすぐに食事。
そうだ、今日は昼抜きでおなかがすいていたのだった。
明日に備えての打ち合わせを兼ねての夕食。すべてはこれから始まる。なんとなく会場のことはわかった。
あとはトラブルさえなければ何の問題もないステージだ。
確認事項、言わなくてもわかることをあえて口に出しての確認。初参加の岩渕はビールを飲まずに話を聞いている。
勤勉な男だ、見た目はワイルドだが真面目さは大学時代からのお墨付き、任せた以上のことをやる男だから安心して一緒に過ごせる。
そんな彼をホテルに残して20時。僕らはミーティングのため北京市内に戻っていく。
ホテルから35元。タクシーにしてはかなりの距離である。イルミネーションきらめく北京市内を抜けていく。
この豪華な夜景は否が応でもこの国の現在を見せつけてくれる。
発展し、どこまでも可能性があると信じ伸びつつける北京。
バブル初期の日本も同じ感じだったか?
20:40そんなおしゃれな街の一角にあるDX!というバーに向かう。
内装もおしゃれなバー。日本のそれと変わらない。
価格さえ見なければそのまま日本にあってもおかしくない。
そこのオーナーでもある深谷さんに北京の景気の話などいろいろな情報をいただいてくる。
今まで現地の日本人との交流をする機会がなかったのでこばじゅんの紹介は非常にありがたい。
だって同じ日本人。感じあえるものがあるはずだ。
よく海外に行くと日本人同士があったりするといやな顔をしたり、現地に住んでいるからといってそれだけの理由で旅行者に知ったようなことをいう人が昔はいた。
今ではあまり見かけないが、そんなことで威張っても仕方がない。
こうしてフラットに話をしてくれる異国の同胞たちとの交流はどんどん深めていきたいと思った。
23時ホテルに戻る。
人気が少なくなった夜。屋台で羊串を食す。一本2元の羊串。結構おいしい。
今日は長い一日だった。明日のアポやステージについて打ち合わせをして24時。早々とホテルへ。
部屋では岩渕が最後の確認を行っている。そのサポートをすべく全員が見守っている。
いい形だ。チームワークで乗り切るのだ。
2:00就寝。明日から楽しみだ。