相約北京5
- Post by: AKI
- On: 5月 11/10
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よく来ている北京だが故宮に入るのは9年ぶりである。
まあ、さくっと回ってもまる半日かかるからね。普段ならこんな時間のあるツアーはありえない。
せっかく連れて行ってくれるということなのでここぞとばかり参加する。
故宮の裏口から最後は天安門に出るルートをゆく。2001年のときは初めてだったので中国のことを何も知らずに来て、ただただ長い距離を歩いたに過ぎなかった。
今では中国に対する興味も深く、いろいろな出来事を知った上で回ることができる。たとえば宮殿の名前の中国語の横には必ずモンゴル文字の痕跡が。
「元」の支配下であったことを示している。一つ一つとってもおもしろいな。
やはりきちんと全部見ようと思ったら一日では足りないくらいの予定である。
「ここは前来ましたよ」とMASAOは言う。そりゃそうだ。別に建物が変わるわけはない。
あっという間に3時間弱。ようやく故宮をでる。石畳をずっと歩いたのでブーツがすれて足がかなり痛くテンションダウン。
そして、天安門に出てからがこれがまた長い。ひたすら長?い天安門広場の先のさらに先の前門あたりにバンが来ているのでそこまで行かねばならない。
おかげで歩きながらいろいろな話ができたということもあるのでよかったかもだけれどね。
17:30ホテルに戻り18:30から打ち合わせ。頭を切り替えて今日のステージの反省を明日に活かそう。
そして19時。老朋友徐軍さんと再会。場所はイトーヨーカ堂の中にある重慶火鍋の店。超おいしいらしい。
今回は奥さんのフショウさんも参加。もちろん可愛い子供も。
ほんとかわいくてこの子は本当に美人になるね。
徐軍さんも僕等が最初に中国に来た時からの親友。
翌年のTV番組にはなんとこの徐軍夫妻のフルサポートで実現できた。そんなエンタメな関係。
僕らの中国での恩人だ。もう一度始めようとしている僕等の計画について徐軍さん相談。
音楽の計画、ビジネスの計画。北京でパートナーシップを、組むなら彼は外せない。
僕らは本当に人に恵まれていて北京には徐軍さん、重慶には陳さん、蘭州にはタイガーがいる。蘇州には球ちゃん、そして上海にはショウさんがいる。
中国全土、どこで何をしようともこの強力なパートナーたちと組んで活動ができる。なんたって本当に頼りになるんだよね。
それを紹介してくれたのが善老師。素晴らしき朋友たち。つわもの達だ。
この重慶火鍋の店。重慶のものを上品にした感じのこの店、とっても美味しかった。
アヒルの腸は病みつきになりそうだね。
たくさんの約束をして徐軍さんと別れる。
ごちそうしてもらって感謝。東京で借りを返さないとね。
22時、僕らは再び市内へ。ここ北京でのいろいろなエンタメ活動を仕切っている三好さんを紹介してもらう。
お店は朝陽公園の西側だろうか?ジパングというバーを経営している方だ。
この方にもいろいろGYPSYQUEENの活動を説明。すでにかなりのネットワークを持つ日本人社会を今まで知らなかったのは僕らの目が見えなかったからか?
それとも急激にそうなってきているからなのか?こばじゅんのネットワークの広さにはビックリだね。
そして、帰りにボロボロになった足をいたわるためにマッサージ。1時間60元とかなり安いのはこれもこばじゅんの値引き交渉のおかげである。
普通のビルの一室にあるこのマッサージ。絶対にひとりでふらっと入れる感じではない。
それでもものすごく気持ちよく不覚にも寝てしまった。ハッと気づくと終わっていた。うーむ、恐ろしく眠い。このままここに寝たい気分。
そうもいかないので気合を入れて「せーの」で起きてホテルへ。1時過ぎにホテルへ戻る。
この時間は車も少なくあっという間だった。
今日は収穫が多かったな。タイムマシンはリセットされ大好きな中国に完全に戻った。
失われた時間も今では意味があるとさえ思える。
アセアンに向かったことは僕らに大きな経験を与えてくれた。
中国に戻ってきた時にも、気がかりだったあの頃のことも今日で払しょくできた。
明日からもがんばろう。
過去は終わり未来を作るためにステージに集中していこう。
2:30就寝。