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Laos Festival

いよいよはじまったラオスフェスティバル。2年前の第一回目のときはベトナムにいたので参加できなかった。

そういう意味では僕等にとって初のラオフェスである。

ビアラオが飲める!

会場に着くとその人の多さでびっくり。結局初日は9万人の人出という。

すごいぞ。ラオス。

ステージまでは時間があったので会場を一回り。いろいろなお店が立ち並ぶ。ラオス100%という店が少ないのは残念だけれど

ビアラオがその存在感を表す。なんていってもこのビアラオ最高ですよ。ほんと。会場はすごく混んでいてゆっくりまわるというほど

時間はなかったが大使館のブースにいったり、歩いているといろいろな人に会えてなんだかラオスにいる気分に。それがいいんだよね。

ステージをみるとしっかりしたかんばんや協賛社のバナー、そして照明の数も結構あるぞ。そんなことが気になる。

一昨年の映像を見たが天地の差だ。この設備のすごさ。

すごいぞ。ラオス。

民族舞踊や、会場ではシンの販売とかなかなかみれないラオスの民芸があふれる。現地の10倍くらいの

値段だがそれはいたしかたない。飛行機代を考えればね。みんな知らないだろう。この国の素晴らしさ。

だから見に来て感じてほしいね。

楽屋にいるとなんとサンドラのお父さんが。これは懐かしい。以前vientianeのサンドラの家に行ったときに

いろいろ面倒を見てくれた優しいお父さんだ。今回はラオスから舞踊団を連れてきているという。芸能一家だからね。

サンドラパパと

そして、いよいよステージ。

GYPSYQUEENはラオスにちなんだ曲を選曲。Bor Luem vientianeは故郷vientianeの素晴らしさを歌ったもの。

Dan Hang it sa laはラオスの独立のときに歌われた自由の歌だ。この曲は僕らのCDにも収録している唯一のラオス語曲。

ものすごくきれいなメロディで、ラオスのバンビエンというところに行ったときに当時の政府の担当者がべろべろに酔って

alunaのホテルで歌っていた曲をアレンジして僕等のレパートリーに加えた曲だ。

こうして選曲しているとその時その時の風景が思い浮かぶ。

「ああ、あの時はこんなかんじだったなぁ」とか「alunaげんきかなぁ?」と。

そんな思いがたくさんあるので演奏をしていても楽しい。

そして、オリジナル曲vientianeも。

この曲は僕等が初めてラオスに行った時、帰国後に書いた曲だ。何も知らなかったラオス、行ってびっくりして

感動して、今までうっすらと違うものを想像していた自分の知識との差に驚き、改めてラオスについて思い出しながら

作った曲。僕等のラオス入門曲でもある。

ラオスについた夜。赤嶺さんとコプチャイドゥで飲んでいたときに急に激しいスコールに襲われた時のことを思い出した。

後半は国際学園の生徒にも参加してもらいクラパクサンを。

このダンス部の生徒。ものすごくいいのよ。

なんというのかな。ダンスが好きです!そんな気持ちがあふれている。

好きだという気持ちには何もかなわない。その強力な情熱に感動した。

そして一緒にステージに上がってもらうことになる。

みんなこれからたくさんの夢を抱えていくんだろう。

なんでも思い通りにはならない。

だけれど思い通りになれなくてもよかったと思える生き方をしてくれればいい。

自分を大切にしてこれからの長い人生を過ごしてほしい。そうすればきっと素晴らしい未来が待っている。

そんな中でこのラオフェスが彼らの記憶の中でしっかりと一つのページになってくれれば

僕等の存在意義にもなるね。

そして、最後はkobjai。これもラオスで作った曲。まあ、セッション曲だ。

なかなかそられないラオス語。kobjaiはラオス語でありがとう。この言葉だけでも日本人に覚えてほしいと思う。

ここでAlexandra登場。ラオスのアイドルとの出会いは2004年。vientianeのNational Culture Hallで共演して以来友人として

付き合っている。少しづつ大人になってくる彼女。今では大人の女になった。

kobjaiも彼女との初めて演奏した曲だ。今日は久々だし、RHなしということで緊張もあったが、さすがサンドラ。

クールなラップで決めてくれた。

すごいぞ。サンドラ。

そして江戸時代からきた氏神さん。

氏神アジワンとして3曲を演奏する。

ラオス語は何も知らない。しかし、kobjaiを連発する。

すごいぞ。氏神さん。

豪華な9人のダンサー&エミッコの2人を加えてステージは大所帯。

コスチュームもこだわって盛り上げてくれる。

学園の生徒にも共通するが「やりたい!たのしい!」powerは何よりも強い。

この気持ちは音楽の基本になるんだろう。

もちろん僕もその気持ちを持つ。しかし、時にはそれが思い出せない時もある。

そんな時はだいたいしょぼい自分がいる。

そんな自分でいたくない。このみんなのパワーの中にいるとまるで充電されるように力がみなぎってくるのが

分かる。

すごいぞ。みんな。

コンサートも終わりビアラオをのみつつ、CELLの演奏を見る。ラオスから来たアーチストはもろROCKだった。

ラオスは変わってきている。このrockもOKなんだ。と思う。毎度のことだが国はどんどん変わる。

経験をあまり分厚い盾にするのはやめよう。いつでもスポンジのように吸収力のあるように。

終了後はお台場に。サンドラのバースデーパーティに参加する。

メンツは20人ほどでサンドラのプライベートパーティ。

レインボーブリッジを眺めるゴージャスなホテルのテラスでバースデーを過ごすサンドラ。

共通語は英語。そこにはランボンを踊る人はいない。

ドレスアップした多国籍の友人たちとラオスのスターはこうして一つ年を重ねる。

明日の準備もあり途中で変えることにしたがとびきりキュートなサンドラのBarthdayは素敵な空間だった。

そして今日最終日。

今日はサンプラザ中野くんさんとのステージもある。ラオスフェスを通して多くの人にこの国を知ってもらいたい。

みんなが思っているイメージは一瞬にして壊れるだろう。そして、この魅力に取りつかれると思うよ。

ラオスで頑張ろうという言葉はないと以前聞いた。それを僕は「ラオスでは頑張るっていう言葉はないんだよ」と

何でも知っているように話した。でも今はそんなことはない。みな同じように頑張るし、ちょっとちがうとすれば

頑張るという表現ではなくて楽しむという表現なんだろう。

それは自然だ。

この美しい自然体。

僕等も十分に楽しんでこよう。

kob jai

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“Laos Festival” への2件のフィードバック

  1. 山下 より:

    ラオスフェスティバルですか。私は今ダナンです。ラオスまではバスでいける街です。
    いずれはラオスに行ってみたいです。

  2. aki より:

    ご無沙汰ですね、ダナンはラオスにもすぐですよね。是非ラオスで癒されてください。

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