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ポップカンマイ!

ラオフェス二日目は大雨。
ある意味ラオスっぽい?そう、雨には強いのだ。

ということで会場に。昨日と比べると格段に人の出は少ない。
そうか、ここは日本だった。雨には弱い国だ。
ステージも寂しい感じであったが、そこを盛り上げねばということで気持ちも入れる。
やりはじめるとお客さんもだんだん集まってきていい感じに。
今回は基本的にラオス語でいこうということに専念してセットもそんな感じにした。

なので日本人のお客さんにはあまりわからないだろうなぁ、と思いつつ
それがラオフェスの本流だからいいのだ、と心に決めてセットリストを作成。

いつもこの手のフェスならばROCKで盛り上げていくが、しっとりとした曲で行く。
それだからこそ、ラオス人のお客さんはよろこんでくれた。ブンミーさんもいつもとは
違う顔で盛り上がってくれていた。
これでいい。


遠く離れたこの国で日本人が演奏するラオス語の曲はどれだけ彼らの
心の中に残っていくだろうか。
ラオスを思い出してくれれば本望である。
音楽とはそういうものなのだ。

GYPSYQUEENのあとしばらく時間があったので会場にでてブースコーナーへ。
ビアラオにご挨拶。なんていってもビアラオは僕らの大好物。
masaoは常時ビアラオジャケット着ているしね。
そして、このフェスも大詰めである。最後の出演者サンプラザ中野くん
さんの出番だ。3曲だが、僕らもきっちりやらないとね。気持ちは自然と入っていく。
中野さんはやはりすばらしく、本番前に覚えたサバイディ、とコプチャイ
そしてコイスーサンプラザナカノクン、の3つのラオス語で会場を見事に
まで盛り上げる。天才だ。

凄いぞ。中野さん。

そして、フィナーレへ。
フィナーレでの僕らが何をすればいいかはあまりわからなかったが、演奏をすることになり、さらに
ラオス人全員がステージに出てのフィナーレいうことになり、当然重要な任務となった。
もちろん、頑張るしかない。

dan hang it sa laをロックアレンジに変えて、イエンサバイサオナもラオスバー
ジョンに変更。
間際の変更だがみな文句一つ言わない。これがスーパーポジティブ集団GYPSY QUEENの
所以であろう。大切なことは何のためにステージに立つかだ。それがわかっていれば
いま僕らがやらなければいけないことは一つ。そこに全員で取り組むだけだ。

荒井実行委員長とシートン大使のご挨拶のあとステージに。
しのんの登場とともにラオスのアーチストがみなステージに上がる。
はじめてラオス人歌手と一緒に歌うdan hang it sa la。

あたりまえだがみんな歌えるし、ラオス人の歌うこの歌はshinonとはまた違った
味があり美しい。

オーバーダンスというグループのボーカルアーは一昨年にもこのフェスで来日してい
るラオスの代表的なシンガー。彼に挨拶に行くと「知っているよ、毎日テレビで
GYPSYQUEENを見ているよ」といわれる。僕らのPVがラオスのMTVで毎日放映されてい
るということで、仲良くなるのにさほど時間はかからなかった。

CELLSのみんなはラオスのハードロックのトップアーチスト。演奏はヘビーだ。そん
な彼らも物凄くいいやつらで謙虚でまじめ。ラオス人共通の礼儀正しさは仏教の教え
からか。
「一緒にステージで演奏しようか、楽器かそうか?」というと「歌と盛り上げ役をやるの
でGYPSYQUEENさんが演奏してください。楽器を貸してくれると申し出をしてくれてあ
りがとう」といってくる。

謙虚だ。
すごいぞ。CELLS。
凄いぞ。ラオスの教え。

そんな彼らと共に、実行委員会の人々、大使館の人々とファイナルを迎える。

see you next time!

最後にシートン大使の言葉が会場に響く。
最高の笑顔。そして、みな楽しんだ。
みな笑顔だ。

よかった。

ポップカンマイ!

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