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会いに行こう

SOS村を行く

この写真はホーチミンにあるSOS村に行った時のものだ。このSOS村。簡単にいうと孤児院。大きな敷地に大体15-20人の子供が
暮らす家が何十棟もある村だ。それぞれの家には「おかあさん」がいて子供たちを育てている。このお母さんたち。通いのお母さんでも
事務的なお仕事でもない。子供たちとずっと一緒にくらす本物のお母さんとなる人たちだ。

だから見てほしい。みんないい顔をしているんだよね。
この時もメンバーと一緒にいろいろな家を訪問した。一つの家に行き、次の家に行こうとすると
すでに次の家の子供たちが待って引率してくれる。そして、そこで一緒に遊んだ子供たちも付いてくるので
とんでもない賑やかさになる。

ベトナムの良さってこんなところだ。

日本と比べてまだ記憶の近いところに戦争があった。だからいろいろな辛いことや厳しいことがまだ
生きている。その中でこの発展した今の社会において何をすべきかという事をきちんとやっている国。

国じゃないな。人々だ。人に言われて自分の人生を見知らぬ子どもたちに投じる人はいない。
みな自身の意思でこの助け合う気持ちを持ち実践している。

僕にはまだそこまでできない。
できないからこそものすごく衝撃を受けたし、できないからこそ、そこに近づけるように何かできるようになりたいと思った。

こうして、アジアの国で子供たちと会う事は喜びと同時に現実の厳しさをたくさん知らされるときでもある。
何も知らないよりは幸せだ。そして案外子どもたちは深刻ではない。日本人の秤で考えることをやめれば
近いところに答えは見えてくる。
そうだ、まずは行こう。会いに行こう。
ツアーの旅に寝る間も惜しんで人と会う。

来週末はベトフェスが来る。たくさんのベトナム人と会う絶好の機会だ。
また、いろいろ教えてもらおう。そしてますます深みにはまってみよう。

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