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いやされて

先日、カンボジア大使館の方が帰国されるということで送別会が行われた。

それは突然の連絡でみんなでいくこともできなかった。まあ、あまり大勢ではだめだということなのでちょうどよかったのではあるが、

やはり日本人としてもう少し早く連絡をくれればとおもってしまう。

それでも、お世話になった人で、またしばらく会えなくなってしまうかと思うとなんとか予定を立てて向かうことに。

そこで久しぶりにあって話をする。思えばカンボジアとの出会いはラオスのシートン大使の紹介からだった。

今年に入ってからのことで何度かいろいろやりとりさせてもらったのだが、数は少なくてもとってもフレンドリーな

関係になれてとっても居心地のよい場所。そんな気持ちだった。

しばらくぶりにあった彼らはやはり同じ感じでフレンドリー。

昨日も書いたがここのところ忙しくて、ということばばかりいっていて自分で自分を乾かせていた

ような僕にとってはすばらしい癒しの空間になった。

大使が言う。「よくきてくれました」。このすばらしい笑顔にノックダウン。そして、帰国するマレンさんも

「あなたとの約束の手作りのカンボジア料理よ」とボーズのような蒸し物をもってきてくれる。

今日は彼女が主賓なのにとおもいつつ、普段と変わらぬ働きぶり。そしてみんなも普段と同じようなパーティぶり。

いつものようにロンはお酒を勧めてくれる。

「みんななんでこないの?」

「今日は人数制限あるでしょ」

「だいじょうぶだいじょうぶ」

そんな笑顔は格別に優しくてどんどん僕の気持ちを満たしてくれた。
式次第もない。だから面倒な流れや順番もない。だからそれで怒られる人も気にする人もいない。

帰ろうとしたら「カラオケうたっていかないの」と呼び止められる。
なんともみんな普通に普通に楽しんでいる。
自由のゆとりを思いっきり発している。

?そして、おもった。

あ。これだった。。。

大げさかもしれないが生きている意味を思い出した。

また、この人たちに会いに行こう。

以前の大使館パーティ。このときはきちんとした格好で一枚。
マレンさんは右から2人目。中央が大使。

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