和僑
- Post by: AKI
- On: 12月 4/10
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華僑は世界に広がる中華の環。中国がここまで世界に進出してきたのもこの経済的にもチャレンジ精神的にも勇猛な華僑の力なしでは語れないだろう。
華僑はそして、誰インでも知られる存在になったが、アメリカ人が世界に進出してもアメリカ僑とか中国語でいうなら美僑とか言われるわけではない。
もともと移民の国家だから?まあ、世の中で世界に進出している人の代表格は華僑なんだろう。
日本はもともと島国だから国境を超えることは海を渡ること。僕らの音楽活動もアジアを拠点にと考えて始めたから海を超えることが一番最初の行動でもある。日本をアジアに、アジアを日本にという壮大なテーマを抱えてしまった。
これには多くの困難だともない、そう簡単には達成できるものではない。承知の上なので困難もいとわない。そこに軸足があるからだ。そんな僕らだがすでに世界で成功している日本人。チャレンジをしている日本人と会うことも多くなった。
特に昨年以降、中国で活躍している日本人と会える機会が増えた。
これはひとえに北京で僕らをサポートしてくれているこばじゅんのおかげ。経済と音楽はなかなか接点がなかったのだがいろいろな席を作ってくれてそして僕らも非常に勉強になり、考えさせられ、勇気づけられた。
もっとやらなきゃと焦らせられている気がするほどであった。
そんな人たちを「和僑」と呼ぶ。華僑になぞられた表現であり、非常にわかりやすい。来週の上海のコンサートでは和僑の人たちと会える。刺激的なことは間違いないだろう。
だって、僕らは音楽の和僑。志は一緒なはずだ。
何よりもここ数か月反日で大変な状況の中、それでもがんばっている人たちだ。日本で多くの言葉を語るよりも現地で実際に空気に触れて生きている人たちの言葉は何倍に貴重だ。
行ってみれば全く違う世界が待っていることは今まで十二分に承知している。だから行くことにこだわる。
どんな話が聞けるのか、どんな世界観をもっているのか。久しぶりに同じ日本人との出会いが楽しみな旅「になりそうだ。