貴州ツアー5
- Post by: AKI
- On: 3月 29/11
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大学からの帰り。
ここにきてからまだ一日しかたっていないのに時間の流れの速さ、詰め込まれた予定を振り返る。
バスの車窓から見える街並みにぼっとするもの。
今日の興奮をそのまま継続しているもの。
疲れて寝ているもの。思い思いの時間が過ぎる。
22:30ホテル着。
朱さんの好意でバスを待たせてくれているので15分で再集合。
今日の夕食は貴州料理。
「酸湯魚」という文字通り酸味のある火鍋だという。
お店はすでに閉店。
夜が早いからね。
でも、そこを開けてもらって酒宴は始まる。
どんな鍋かと思うとやばい。
大きなナマズのぶつ切りが出てきた。
そしてそれを一気に鍋に。
ここで私は終わってました。
かなり怖い。
重慶の火鍋のナマズも怖いがその大きさが倍くらいの貴州のナマズ。
黄さんは「これは新鮮な天然ナマズですよ?」と嬉しそうに言う。
まあ、masaoに食べてもらおう。
それにしてもビールが美味しいね。
積もる話もたくさんあり語りつくせないが大学ホテルチームの帰りの関係もあり2時前に解散。
僕らは徒歩でホテルに戻る。
屋台村が魅力的でならなかったが明日も8時には出発するし何と言っても学生との交流会。
酒臭い体でいったら日本人み酒好きだとおもわれる。
明日までが本番と思って我慢する。
良かった一日だった。
来てよかった。
明日も早い。
2011/03/21
6:00起床。
8:00出発。
9時ちょっと前に大学に到着。
今日は寒い。
貴州は夏涼しく冬温かいというしかし今日はかなり冷え込んでいる。
交流会は9:20に始まった。
僕らがついたときはすでに学生は全員集合。
最初はみなぎこちなくてあまり質問もできない感じだったので伝えたいことをこちらからどんどん話す。
そうするとだんだん雰囲気も和んできて積極的に手を挙げる学生が増えてきた。
みんなお互いに興味津津。
しかも貴陽には日本人が10人しかいない。
そうおもうとここにいるのは貴重な日本パンダ。
おのずといい雰囲気に盛り上がってくる。
文さんがみんなで千羽鶴を折りましょう。
といってくれる。
うれしいよね。
そしてみんな折り紙を用意していてくれた。
こうなるともう机上のトークは終了。
メンバースタッフみんなが学生の中で一緒に折り紙を、そしていろいろな話を始める。
みな共通なのは日本は強い国だから大丈夫。
必ず復活する勤勉な国という。
そう思ってくれていたのか。
うれしいよ。
日本への応援の言葉の数々はこれをどう伝えていくべきかあまりにも重い任務のようで考えさせられる。
僕らには伝える義務があるんだと思う。
予定を大きく過ぎて11:40終了。
12時からは学長と総領事との会食があるので市内のレストランに向かう。
そこは非常にきれいなお店で格調高い中華料理が運ばれてくる。
マオタイワインは中国のワインの中では格別の美味。
今まで知らなかったことが悔やまれる。
日本のワイン好きな人にはこれを進めよう。
会食中いろいろな方と話すことができた。
領事館の山崎さんともようやく話ができた。
今回の一件についていろいろアドバイスを頂いた。
こちらにいないとわからないことばかりなので本当に感謝である。
瀬野総領事ともご挨拶。
今までの中国での活動を説明する。
重慶は僕らの中国での故郷だ。
これからも続いていく中国での活動。
そのために理解してほしいこともたくさんある。
そんな和やかの場も時間となり再び大学へ。
14:00から貴州大学主催の日本週間の開幕式に出席する。
王院長がアテンドしてくれる。
昨日のコンサートも非常に楽しんでくれていたのでものすごく仲良くなれた。
式典は最前列の席で緊張。
時間が若干おしたので記念写真を撮るころにはバスに向かわなければならなかった。
この日は開幕式の後に文化部の長官と会うことになっていたが時間の関係で会うことができなかった。
こちらの事情なので本当に申し訳なかった。
文さんのせいではないのに彼女はしきりに謝る。
そこが彼女の素晴らしいとことだね。
完璧な人だ。
バスにのりこみお別れ。
本当にありがとう。
バスは悪路を飛ばして空港に向かう。
そして16:00空港に到着。
ここで黄さんともお別れ。
なんだかたった二日間なのにみんな名残惜しい。
でも、これでお別れじゃない。
また来る約束をすればそれで気が楽になる。
空港では貴州の奇岩風景がよく見えるラーメン屋で食事。
そうして17:40。
MU5342便で上海に向かう。
ありがとう貴州。
また来る。
必ずくると約束したからね。