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竹風

先日知り合ったアーチストから音源を頂いた。

それは竹の楽器を使うユニットでなんともいえぬ響きであった。

 

レコーディングやリハーサルに明け暮れていてかなり殺伐とした時間。

それでも、もしかしたら何か安らげるのでは?

とおもいつつ音源を聞く。

 

うむ、すばらしい。

そこには確実に和があった。

日本の音楽を伝えようと、アジアの音楽を知ってもらおうと活動しているぼくら。

それぞれの国に行き伝統音楽とふれあい、ガーンという衝撃を感じる。

それをぼくらのおとにして表現する。

 

それはすこぶる評判のよいものに仕上がるが、原液の濃さはない。

あくまでgypsyqueenというフィルターをとおしたテイストだ。

そのブレンド感も人に伝えるにはよいだろう。

それがマスに訴求することでもある。

わかりやすいということは正しい選択肢だ。

 

この聴いた音楽。

まさに原液。

すばらしい。

 

タイトルも「竹風」。

ストレートだ。

竹を使った楽器が奏でるサウンド。

聞いてみる価値のある作品であると思う。

 

ベトナムにはトルンという竹の楽器がある。

そんな演奏もフェスでは聴ける。

電子楽器で刺激あふれる世界。

それはすばらしい。ぼくも大好きだ。

でも、ふと感じてみたくなるサウンド。

何気なく染み入るサウンド。

それは元来自然から発生したものではなかろうか?

 

いいなぁ。

すごくいい。

音の世界がイメージさせるアジアの世界。

日本の美しい文化は捨てたのもではない。

その上でアジアのすばらしい文化も見てみよう。

フェスは今週末。

もうすぐだ。

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