上海2
- Post by: AKI
- On: 11月 30/11
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2011/11/26
今日も午前中はゆっくりできてランチ集合。
まるで夢のようだ。
しかしちゃんと8時に朝食。
ここで今回の説明をメンバーにもできた。
和僑会との関係を去年からつづる。
もともと2009年3月に初めて出会い、2010年の12月にゲストで読んでもらった。
そして、2011年3月に再開し「和僑の風になれ」のコーラスを収録した。
7月には北京で再会しCD化を決めそして今に至る。
人と人のつながりは素晴らしく大きな感動と成果を生む。
ただ、時には知り合ったことで悲しみに包まれることもある。
僕らと出会い中国と出会い、上海で仕事を始めた美彗が事故で亡くなったのが今年の5月。
初めて中国に行ったのが3月だからあまりにも短い時間だった。
それでも彼女はビジネスで成功するきっかけをここでつかんだし、大きなステージにも出ることができた。
幸せの度合いは秤で測れるものではないが、その時はきっととても充実感にあふれていたのだろう。
残された人たちの悲しみを空から見ているかもしれない。
そしてきっと今日のこの日。
本当は彼女もこのステージに当然乗っていたと思う。
再会をした彼女は中国語で僕らに話しかけてきただろう。
それを思うと残念で仕方がない。
メンバーみんなも同じ気もちだ。
追悼の気持ちとして彼女とともにこの場にいることを考えることが僕らにできること。
そして安らかに眠りについてほしいと心から思うのだ。
ぼくらにも時間が無尽蔵にあるわけではない。
今だからこそできることをできるだけやっていきたいと強く思う。
あわてることはないがゆっくりするほど悠長な生き方を選ぶ気はない。
なんだか気持ちが引き締る。
がんばるよ。
僕らが存在する限りかかわった仲間のことも忘れない。
そしてそれはいつまでも語り継がれるはずだから。
昼に再度集合して昼食へ。
ランチは近くの鳥のおいしい店に行く。
イメージ的にはファーストフードだが中国だとこうなるんだなという感じだ。
コラーゲンたっぷりで女子には大人気。
すっかり満腹状態でホテルに戻ると寺田恵子さんが到着していた。
今回、Show-yaのライブを昨日こなして今日入国。
夜にライブで明日帰国というもっともハードなスケジュールで参加してくれた寺田さん。
せっかく来てくれたのだからいろいろ見てもらいたいがそれにしてもハードだ。
夜の本番のためにまずは休憩をしてもらう。
そして、あっという間の16時ホテルを出発する。
リハーサルは17時から2時間。
もちろん、サウンドチェクも含めてである。
リハなし当たり前の僕らだが今回はそうも言えない。
最高のステージを見せる人たちだからある程度パーフェクトにしないといけないと思うと戦闘モードにおのずとなってくる。
セッティングから入って2時間。
何度もいうがタイトであるというかタイトすぎる。
今回の会場のMAOは以前の場所から移転して結構大きな通り沿いに映っていた。
いい感じ。
ステージも客席も広く、相当入る感じだ。
いいね。
すぐに準備をしてGYPSYQUEENのリハーサルも奇跡的にできた。
まあ、無理と思っていたのでラッキーだね。
そして氏神さん、セッション、寺田さん、中野くんと続く。
最高のシンガーたちだからあとは僕らがうまく音を乗せればいい。
そして、特に今回初めて上海でのステージを迎える寺田さんにはいい印象で上海でのスタートを切ってほしい。
そんな思いで気合も入る。
進行についてはこばじゅんとviviちゃんが司会を担当。
わかりきっている二人だから安心だ。
その間にもいろいろな準備が進む。
バックステージにもゆうきさんがついてくれた。
彼は北京などでエンタメの制作をしているという。
サバキも安心だ。
食事を済ませて会場に戻ればもう本番前だ。
あとは大勢のお客さんと和僑そして僕らのノリで決まる。
この強烈なコンテンツを生かすも殺すもバンド次第。
いい感じじゃないか。
盛り上がっていこう!