上海5
- Post by: AKI
- On: 12月 3/11
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バックステージに戻るとみんなの笑顔がまっていた。
ライブはうまくいっただろうか?
それを評価してくれるのは和僑会の人々だ。
それはみんなの笑顔でわかる。
まあ合格点をもらえたのかなと。
上海で開かれるアジア大会の最後を締めるこのライブ。
有終の美を飾りたかったのでなんとなく肩の荷が下りたという感じだ。
バックステージでは次につながる話もいろいろ頂いた。
こうして人と人の連鎖で新しいことが次々に起きてくる。
楽しいね。
そして、時間は12時近くなっている。
急いでホテルに戻り打ち上げへ。
今日は火鍋打ち上げだ。
かなりぐったりぎみだったが会場につく頃には復活。
四川の火鍋と比べればちょうど良い感じの辛さ。
もはや四川と湖南の激カラを体験している僕らに怖い辛さはない。
大混雑の中、乾杯。
中野さんも寺田さんも氏神さんも喜んでくれている。
それが何よりだ。
会場があまりにも混雑しているので、いろいろな人と会話できなかったのが残念であるがそれはまたの機会にとっておこう。
和僑会も拡大しており、アジアだけでなく北米でも立ち上がってきた。
アセアン諸国にも広がっている。
シンガポールやインドネシアにいく日も近いだろう。
そして、そのときにはまたスペシャルな仲間に声をかけて準備をしていこうと思う。
会場を出るときにもみんなに見送ってもらった。
再会を約束。
そう、必ずまた会いに来るよ。
この連鎖が続くまでね。
深夜の道はすいている。
ホテルに戻ってさてもう一杯という感じで町へ。
しかし、さすがの上海でもこの時間になると全滅であった。
さらにマッサージもすでに終了していてだめ。
マッサージ屋の扉をたたいたら開いていたので勝手に中に入っていったが、奥から寝巻きの子が眠そうに出てきたのでやめておいた。
まあ、3時過ぎているからね。
「中心部にいこうか!」という話も出たが結局コンビニで買い物をしてホテルの部屋に。
恒例のビデオ反省会だ。
まだまだ、目指すところは先の先ではあるが今回は本当にみんな良くがんばった。
中野さん、寺田さんのマネージャともかなり盛り上がった感じになった。
特に初日に中野さんが「中国にもパワースポットがあってそれは湖南省にあるらしい」的なことを行ったときに僕らは仰天だったな。
だって僕らも先週初めて聞いた地名、張家界という世界遺産の名前を中野さんから聞くなんてね。
「それって張家界!ですよね!先日そこで行われる音楽祭に行かないかと打診されましたよ」と興奮気味に話してしまったことも懐かしいがまだ昨日のことだ。
「まさに運命的な発言だよね」とみんなで盛り上がる。
こういう縁がつながるときはあっという間に何かが進んでいく。
「一緒に行きましょう!」当然盛り上がる。
そして、4時も過ぎたころに黒田さんもアイスクリーム持参で登場。
今回のステージ再度のプロデューサである。
準備期間中、忙しい中、いろいろ調整をしてくれて本当に感謝だ。
このまま朝まで!と行きたいところだが睡魔も限界に。
このままいると確実に朝になると思ったのでとりあえず中締めをする。
すでに5時だ。
明日はゆっくりだが一度解散。
ふらふらになりながら部屋に戻る。
6時前就寝。
よかった本当に良かった。
ここにみんなを連れてきて本当に良かった。
2011/11/27
ゆっくりの朝。
こんなことは過去のツアーでもめったにない。
超嬉しい。
荷物の片付けやレポートを書いたりして11時に昨日いけなかったマッサージに向かう。
ここは基本1時間40元。
かなりの安さだと思う。
一昨日も来たのだが妙に気に入られてずっとおしゃべりタイムだけになる従業員がいる。
そして、その彼と話しているとこれもまた恐ろしくびっくり。
なんと湖南省の人だって!
このめぐり合わせ!
狭すぎだよ今回も!
ということで毛主席の生家のことやもちろん張家界、そして李白のことなどを語る。
びびちゃんがQQのアドレスも交換し早速交流。
またここに来そうな予感満載だ。
12:30にホテルに戻りロビー集合。
昼はどこに行こうか迷ったがなんとなくKFCに。
相変わらず欧米化した僕ら。
ちょっと辛めのチキンがおいしくてね。
でも33元もするということはまだまだ高級品なんだなと思う。
途中ショッピング中の寺田さんと遭遇。
早速真っ赤なベストを買っていた。
妙に似合っていた。
あまり時間もなくスタバ経由でホテルにもどる。
いよいよこの弾丸ツアーも終わりが近い。
14時にロビー集合し黒田さんと14:20にホテルで別れて空港へ。
空港まではウー君が一緒に来てくれた。
本当にあっという間の三日間だったな。
1505空港着。
ちょっと込んでいたが無事1540チェックイン、ここでウー君ともお別れ。
僕らの姿が見えなくなるまで手を振ってくれている。
いいやつだ。
日本にきたらご馳走してあげよう。
こうしてまたひとつ新しい絆が広がったんだなと思う。
買い物をしてそれぞれ集合となるが、搭乗時間16:15になってもゲートは開かず結局一時間遅れでMU271便はテイクオフ。
機内も混んでいて更になぜか僕だけが遠く後ろの席に離れていた。
まあ、ゆっくりしていこう。ツアーのまとめや映像チェックをする。
昨日のことがよみがえるね。
そして、そんな座席配置にも理由があった。
偶然隣の席の方は中国でいろいろ活動されている方。
いつどこから何が始まるかまったくわからないよ。
意気投合。
帰りの機内でさえ、こんなサプライズをくれた。
仕込まれていた様な気になるのも不思議じゃない。
また、楽しみが一つ広がったね。
第四章2幕はここで閉じることになる。
ほんの2週間前に終えた前回の反省を持って望んだ今回。
完璧とは行かないがかなりの修正ができた僕らはいまだ進化の過程にある。
寺田さんの歌の歌詞を借りれば「限界まであきらめない」なんだろうか。
それを実践することは難しいことだがなんとかなっている現状が明日を創り出す。
今年は本当にいろいろなことがあった。
世の中もGYPSYQUEENにとっても自分個人にとってもだ。
忘れられない一年になったことは間違いない。
辛い事が多い今年もこのツアーのおかげで勝ち越すことができた。
以降何度も思い出されるだろう今年2011年の印象はどう記されていくことだろうか。
次のステップが見えてきた今年。
次に何が必要かが定まってきた今年。
限りがあるできる事のリミッターをはずして次に進もう。
NoといわないGYPSY QUEENは健在だ。
来年もすべてYesといい続けよう。
そのくらいのことと思える仲間と共に。
22:20。
約1時間遅れて成田に到着。
そんなに疲れはない。
来年に向けた宿題をたくさん持って帰路に着く。
みんなお疲れさま。本当にありがとう。
GYPSY QUEEN ROAD TO ASIA#32
2011/11/25-2011/11/27
All together