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武漢へ1

2012/03/23

小雨交じりの午前。

今回は羽田出発ということで11:50に集合となる。

羽田の国際線ターミナルはとても空いていてあっという間にチェックインを済ませることができた。

最近は国際線も自動チェックイン。

そういえば上海でもそうだったな。

これって使い方わからないと結構戸惑うんじゃないか?

チェックイン後搭乗ゲートで待つ。

雨がなんだか寂しい。

13:50を若干すぎCA182便は飛び立つ。

飛び立ってからずっと揺れている。

みんなは冷静(というか何事もないようにしている)だが私は怖い。

どうも飛行機の揺れは慣れないね。

去年の夏のトラウマがまだ残っているみたいだ。

揺れのおかげで昼食も遅れた。

でも食欲がないのでちょうどよかった。

ここは寝るしかないと思って極力明るい音楽を大音量で聞いて過ごす。

ABBAを聞いて飛んでいることをしばし忘れる。

16:50、激しく揺れてなんとか北京首都空港到着。

 

はあ、疲れた。

今回も国内線の乗り継ぎのため一度出国して再度武漢便に乗り継ぐ。

荷物をピックアップしただ、どうにも楽器が出てこない。

クレームを入れるとわからないというので、わからないじゃないんだよ、ということをわかってもらったうえで再度探してもらう。

非常にひどい北京なまりの係員の中豪語が分かりにくいのでちょっといらっとする。

時間はあっという間に過ぎ19時前。

もう間に合わないと思って「見つかったら武漢に届けてくれ」と言い出した頃、勝ち誇ったように、「ほら、あったよ」と言われる。

後ろを見ると荷物を探してきてくれたおじさんが笑顔で立っていた。

ここにきて笑顔でもないがまあ良しとしよう。

急いでチェックインをするも武漢便が遅れて20:40のフライトに代わっていた。

ちょうど良い感じなのでKFCへ。

ここで明日の交流会の準備をする。

いろいろ変わったからね。

20時を過ぎてゲートに向かうが、ここでさらにディレイして21:35のフライトに代わっていた。

まずいぞ。

ここまま欠航ってこともあり得るね。

まあ、その時は仕方がない。

湖北省の林さんに遅れていることを告げ再びお茶をする。

今回は非常にのんびりした旅で時間的余裕もたっぷりある。

この時間に気持ちを中国モードに変えていこう。

21:00。

搭乗の案内がありこれでなんとか今日中に武漢に行けるとホッとする。

またもや小さなB737に乗り込むとほぼ満席の状態だった。

21:40武漢に向けて飛び立つ。

あと2時間で目的地に到着だ。

飛び立つとすぐに機内食。

微妙な鳥のヌードルだった。

小刻みに揺れて90分。

機体は下降を開始する。

眼下を見下ろすと街の明かりの中に真っ暗な大河が見える。

長江だ。

ようやくたどり着いた感のある武漢。

23:35、一日をかけて到着する。

武漢の空港はとても巨大。

あとから聞くとここも日本のODAでできた空港のようだ。

そのきれいな空港を出ると湖北省の林さんが待っていた。

今回、湖北省のすべての窓口はこの林さんだった。

事前の細かいやり取り、丁寧なものの言い回しなどすべてにおいて「できる」女性であった。

なので対面するまではもうばりばりのキャリアウーマンか?

と思っていたのでその優しそうな雰囲気は意外だった。

もちろん、いい意味でね。

手際よくに乗り込み武漢空港を出発。

市内までは1時間かかるという。

その間にいろいろ武漢のことを聞いた。

ここ武漢は人口900万人。

教育に力を入れている省で中国ではナンバーワンの実績を持つという。

長江を境に南と北が分かれていて、昔はここが国境でもあった。

三国志で有名な赤壁はこの近くにある。

今回の行先の華中科技学院は5万人のマンモス大学。

学校の中に26ものレストランを持つことでも有名。

長江の大橋を渡り文教地区の武昌にはいる。

大学エリアがまとまっているなんて、長沙にも似ているね。

ここ武漢は中国を鳥に例えると胃の部分。

すなわち中心部にある。

そのため各地からの食文化が入り混じっているのが特徴という。

林さんは福島に一年間仕事でいたということで本当に流暢な日本語と何よりも日本人の考え方がわかっている人だった。

出会えて本当に良かったと思う。

そして日にちは変わり1時。

ようやくホテルに到着。

チェックインして部屋に入るころには1:30になっていた。

長旅だね。

いろいろ調整しなければいけないことも多く再び集合。

明日の進行や急きょやることになったライブの準備をする。

即席の部分は多々あるが時間は使いようだ。

できる限り明日待ってくれているみんなのために、準備をしてくれた林さんとためにベストを尽くそう。

3時を過ぎて一度解散。

Masaoとmachaはまだまだ打ち合わせを続けていた。

明日はどんなことになるのだろうか。

時計を見ると4時だった。

日本時間だと5時か。

まる一日起きていたということだね。

 

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