武漢、貴州、成都を旅して
- Post by: AKI
- On: 4月 7/12
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2012/03/29
8:00起床、昨年末から禁酒のためか二日酔いをせず起きることができる。
これは非常に最終日を充実させる意味でよい感じだ。
残務整理に追われる。
このレポートもなかなか追いつかない。
そんなことをしている間に気付くとなんだか部屋が暗い。
部屋の外がざわついている。
停電になったようだ。
フロントに聞いてみると停電は大学内全部でどうしようもないという。
シャワーは浴びれるだろうか?
恐る恐るシャワーをひねるとお湯が出るので出ているうちに浴びてしまおう。
それでもドライヤーが使えないことに気づきちょっとブルーになる。
10時にロビーに降りるとショウさんが待っていた。
昨日来ないといっていたユン先生も来ていた。
なんだかおしゃれしている。
みんなで記念撮影をして今日は日本文化祭ということなので学生たちの模擬店を見に行くことに。
昨日のコンサートのあとなのでみんなメンバーをよく知ってくれていて和気あいあいとした感じになった。
メイド喫茶に居酒屋などなんだか懐かしい学園祭風景だ。
「いらっしゃいませ」という居酒屋ブースの子に「へい!よろこんで!」と教えてあげたりメイド喫茶の子にポーズを教えてあげてそれなりに貢献してきた。
時間はほとんどなく10:20。
大学を出発。疲れていたのだろうか、バスに乗ってみんなに手を振った後、不覚にも寝てしまった。
いつも帰りの道をよく覚えて帰るので(そうすると次に来た時に風景で思い出すからね)疲れている自分にビックリである。
もう郊外に出たところで目が覚める。
11時だった。
結構混んでいるね、とショウさんと話しながらしばらくすると空港が見えてきた。
今も建設中のこの空港。
もっと大きなものになるみたいだ。
デザインがなんとなく鎧のように見えるな。
11:30空港着。
そしてチェックイン。
隣のカウンターではまたもや大もめになっている。
ショウさんいわく成都は欠航便が多いらしく、この人たちは昨日の夜欠航、そして今日も飛ばないということで大暴れ中だという。
僕らのツアー中だったら2日足止め食らったら大変だよね。
最近検査が厳しいらしく初めてスーツケースの中の電池がチェックされた。
まあ、バンドマンのスーツケースといったら配線と電池などが詰まっていてエックス線を通すとさぞかし危険なものに感じるのだろう。
12時チェックイン。
ここで弟ともお別れだ。
今回のストーリーの始まりはショウさんからだった。
ありがとう!
そして、僕らはゲートに進み、12:30予定通り搭乗。
旅もここで終わりだ。
なかなか飛び立たなかったが一時間後の13:30テイクオフ。
ありがとう四川省。
ありがとうパンダ。
ありがとううさちゃん。
飛び立ってから北京に向かうこのCA421便。
とにかく揺れた。
なんだか最近本当に北京ルートは揺れる。
いやだなぁ。
本当に激しく揺れて眠ることもできずに15:50北京に到着した。
フライトが遅れたので乗継も大急ぎ。
2時間の待ち時間がほとんどなくそのまま乗継便のロビーに向かう。
途中masaoが荷物を忘れるなどひと騒動あったがまあ、なんとななるだろうととりあえずCA183便に搭乗。
今回ほとんどノーミスのmasaoが最後にやらかしたところでこのツアーは終了となる。
北京発17:45一週間ぶりに日本に帰る。
ちょうど座席がよく前が広くて快適だ。
このA321-200のシートナンバー16。
これもラッキーだね。あとは揺れないことを願おう。
第四章3幕はここで閉じることになる。
40周年事業ということもあり準備に時間をかけた。
その間にいろいろなことが起きても僕らは最近揺るがなくなったと思う。
神経が太くなったのか?
そうでもないね。
たぶん何か、なんていうんだろう。
中国を信じ始めたんだろうと思う。
まだまだたくさんの大変なことがある。
それでも必ずと言っていいほど僕らの向かった先には、僕らのたどり着く行先には最高の新しい友と忘れられない老朋友が待っている。
だから行くんだな。
風がどんなに強くても吹き飛ばされないだけの記憶の中の想像図さえあれば僕らはいける。
このやり方をこれからも続け点を線にそして線を面にしていこう。
22時。
少し遅れたが僕らは見慣れた大都会東京にたどり着く。
きれいな夜景だ。
こんなに明るかったんだな。
一年前は真っ暗だったこの国がまた光を取り戻しつつある。
2012/03/23-29 日中国交正常化40周年事業「武漢・貴州・成都公演」 GYPSY QUEEN ROAD TO ASIA#33 Reproduction