Beijing2008 7
- Post by: AKI
- On: 11月 13/08
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JAMICの中にはいるとそこは日本かと思うくらいにたくさんのCDやDVDが展示されていた。朱さんにここでご挨拶。
日本語がとてもうまくて緊張も和らぐ。最初にセンターの概要を紹介してもらいそのあとはここに来ているファンの人たちとの交流であった。
朱さんと
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みな、日本語を勉強していたり、日本に行きたいと思っている子たちで会話も盛り上がる。常々すごいと思うのは日本に一度もいったことがないのに日本語を流暢に話す人がいることだ。
その中に非常に日本語がうまい人が。完璧な発音。と思ったらよくよく聞くと日本人の黒木さんという方だった。きりっとした顔つきはこちらの俳優さんかと思ったくらい。「日本語うまいですね」なんて当たり前のことを言ったりして和む。こちらで日本語の先生をやっているようだ。
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こういう人たちが日本の印象を作り、次の世代につないでいく。非常に重要なことだと思う。話をしていて残念だったのがここにきているほとんどの人が昨日のコンサートのことを知らなかったこと。
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「見に行きたかった!」という声が飛び交う。
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改めて告知の重要さを感じる。結局、今晩の后海のコンサートに来てくれることに。今日はライブバーなので、そこそこ入場料金も高い。それでいてMAOのような完全な音楽環境はないだろう。そこにきてもらうことはちょっと申し訳ない気がする。でも、ぼくらはバンドマン。演奏を聴いてもらわないとすべてが始まらない。
せっかく聞きたいというひとがいるのだからそれに答えられるように、次回以降はもっと事前の準備をしっかりして告知を広めようと思った。
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朱さんも今回の公演の意義を強く感じていただけて、継続する方向で話が進んでいった。中国は僕らにとって大きなブランクがあり、それは初めてと大差ないくらいのブランクだ。この進歩の早い国で2年のときを越えることはすさまじい浦島太郎状態だ。もう一度はじめるために丁寧にもう一度組み立て始めよう。一度で結果が出ないのもそれでよい、次はもっとよくなるだろう。
交流をしながらみんなの顔を、目をみて感じた。応援してくれる中国のファンのためにも次の機会を作ることが僕らの役目でもあるんだなと。
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時間はどんどん過ぎ14時を回った。会話は途切れずにいたがここで中断しホテルへ戻ることに。きっと、彼らとは次の機会に、もしかしたら本当に今晩来てくれるかも。そんな未来を残してバスに乗り込む。
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休日の午後はかなり渋滞。結局15時ちょっと前にホテル着。さあ、ここが唯一のフリータイムである。寝ておきたいという気持ちもあるがまずはマッサージに行こう、そして買い物かな?ということで紅橋市場に向かう。
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歩いて十分くらいの距離である。先にマッサージと思ったが適当な店が見つからなかったのでショッピングへ。
結構以前と比べると高くなっているが相変わらず勢いのあるおばちゃんたちとの価格交渉は体力勝負。値切り、値切られというバトルであっという間に時間が来る。
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とりあえず買いたいものだけ買って(けっこう買うきのないものも買わされたりする)店を出てホテルの隣の小さなホテルのマッサージへ。ここは1時間50元。値上がりした北京の中では格安だ。しかし、誰も英語すらわからない店なので、一行はかなり混乱。
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一緒に行った6名から僕に矢継ぎ早に質問が来る。それに答えつつ僕の隣には南京から来たおじさんが超南京なまりで話しかけてくる。それもマシンガンのように。わからない。その人の中国語をマッサージのお姉さんが北京語に直してぼくにつたえてくれる。どういうことなんじゃい。しかも強烈に効く足裏マッサージの中でやられるのだからたまったもんじゃない。
足は超リラックスしたが頭の中はフル回転。そんな感じだった。
ほかの部屋からは「足裏なのに全身マッサージされている」とか「みんな起きてますか?」とか声が飛び交う。
ちょっと離れた個室にいた僕はよくわからなかったが結局途中でみんな寝てしまったみたい。それほど気持ちいいマッサージであった。これで50元は本当に安いよね。できれば毎日通いたいくらいだ。
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足のむくみが取れいい感じになってホテルへ。部屋に戻って一息つくともう集合時間。17:30.天壇公園南門に位置するシャブシャブ屋へ向かう。
ここは以前来たことがありものすごく安く、ものすごくおいしかった記憶がある。そう。かなり楽しみ。
もう北京の大衆食堂という感じでまさに狙ったとおりのお店である。
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ここで全員の晩餐。そういえばこうしてひとつのテーブルに全員着くのははじめてかも。そこそこ飲んで食べて北京の食を満喫。バスに戻りそのままライブ会場へ向かう。
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この慌しい感じ。なんだかいいぞ。19:30.后海に着く。
ここは初めてきたのだが、なんだかおしゃれな人造湖があり、その周りにバーが並んでいる地域だ。
オリンピックに向けてかなり手を入れられたようで確かに外国人が喜ぶような町並みになっている。ここでスタバを発見。Viviちゃんがカフェモカを飲みた?い。の一言でみなスタバへ。確かにうまい。心が和む。この寒空にはばっちりな味でした。
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今日の会場は甲丁坊。どんなところかとおもうとこの湖畔沿いにある総ガラス張りのおしゃれなカフェだった。一階と二階にステージがありそれぞれ歌手が歌を歌うような場所だ。
見たときに一瞬不安になる。このステージサイズ。どう考えてもドラムきついんじゃないか?そしてよく見るとアンプがない。たいていこういうときはこのままアンプなしとなってしまう。ぼくらは何とかできるがサウンド的にもPeaceはこのままではかわいそうだ。
とりあえず二階を見てみるともっとおしゃれな感じでなんだかブランデーをゆらつかせているお客さんも。
ここでROCKはないだろうとおもう。ただ、その件については事前に十分確認済みだ。僕らはロックバンドなので機材がないとできない。
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そしてrockをやっていい雰囲気なのかどうかを何度もきいた。
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お店からはROCKでOKという返事をもらっていたので安心していたのだがここに来てこれではたまらない。こんなところで最後のステージはできない。
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策は3つ。
何とか機材を探してもらう。
場所を変える。
中止する。
このどれかだ。
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