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Vietnam Tour 1

また書くことになった。

今年は長い間旅に出ることが無かった。

計画が無かったわけではなく、昨年のツアーからいろいろなことがおきていた。

 

大規模なプロジェクト。

自分たちの立ち位置をもう一度考えて望むアジアへの考え方。

それもこれもすべては昨年のツアーの中から生まれたことだ。

 

NEW WORLDと題した前回のツアーは僕らの内面のNEW WORLDを切り開いていた。

そして、今まで見えなかったバンドとしての意図が見え初めた。

それをもう一度考え直して形を作るまで半年。

たくさんの新しい課題がバンドとしての充実を生み出した。

 

長かったかな?

いや、それでも今はあっという間だ。

一年前のベトナム。

すべてが初めてだった時は過ぎて結果を求められる旅が始まる。

 

人口8500万人。

経済成長率は8%台をキープし、シンガポールと並ぶ親日国家でもある。

急成長期を迎えるこのアセアンの大国から簡単には歓声を聞くことができないかもしれない。

そのためにやることは急ピッチで進めた。

 

ベトナムでできた友人は本当に心の優しい人たちだった.

また行くことを告げると「会おう」とメールで返ってくる。

たくさんの逢いたい人たちのために作った歌を僕は持っていこうと思う。

 

経験から来る想像で書いた歌をリアルに伝えたい。

そんな思いがどんどんわいてくる。

言葉を覚えて文化を研究して旅立ちの日のカウントダウンは最後のポイントを迎える。

 

何ができて何を知ることができるのか?

 

そんな旅を今始める。

 

2007/09/20

早朝6:00出発。

ちょっと早い気もしたがこういうときはやたら慎重なmasaoの主張に沿って出発。

首都高を抜け7:00酒々井SAに到着、うん、順調に進んでいる。

ここで恒例の最後の日本食を堪能。

あまり食べたくは無かったがゲンかつぎで食する。

 

なんだかツアーにいく気分も高まる。

そこから空港まではもうすぐ。

7:45。

集合時間をちょっとオーバーして到着。

既にほかのメンバーはそろっていた。

それにしても平日なのに空港内はものすごく混んでいた。

びっくりだ。

みんなどこに行くんだろう。

混雑もあってか急遽できたWゲートなんていう空港の一番はじでチェックイン。

 

渋滞にはまって遅れていたmachaもここで合流。

これで全員集合である。

8:30チェックイン。

機材は135kg。

あと5kgというニアピン。

楽器を持ってこの重量に抑えるのは本当に本当に大変なこと。

みんなの主体的な協力に感謝である。

無駄なお金は一切使わないのがGYPSY流の旅なのだ。

 

そして9:30。

CI107便搭乗。

9:50テイクオフ。

先日の事故があってかなり関係各所に心配をかけたこの搭乗。

でも、そんなことをいっていては旅はできないしね。

でも、安全第一。

機体チェックをする(ってぼくがみてわかるもんかね)。

 

飛び立つとすぐに食事だった。

今日はもう二度目の食事。

ここでも恒例久しぶりのビールを飲む。

日本では飲まない宣言をしているのだが、ここはもう海外だから解禁なんだよね。

 

もちろん台湾ビールをオーダ。

さあ、今日から怒涛の6日間がんばろう!

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