Vietnam Tour 2
- Post by: AKI
- On: 9月 28/07
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若干ゆれながらも順調に進みあっという間に台湾が見えてきた。
国内をずっと飛んできたせいかなんだか異国感があまりない。
12:08(日本時間13:08)台北に降り立つ。
今回は僕らはここでトランジット。
空港内に入る。
そこは中国語の世界だった。
なぜか今まで台湾にはあまり縁がなく一度も公演を行ったことが無い。
降り立つこと自体はじめてである。
初上陸の感想といえば中国語が使えること。
トランジットカウンターも中国語。
これはらくだ。
Shinonに「なんだかいきいきしているね」といわれる。
といってもそんなに話せるものではない。
それでもベトナム語よりも良く話せるし英語よりも抵抗感が無い。
中国人気質が肌になうというのもあってか気分良く進むことができた。
座席を若干変更してもらいゲートに進む。
13:06トランジットゲートに到着。
スタッフが持っていたナイフを取り上げられたので(あたりまえ)それを取りに行ったりと結構慌しい。
そうこうしているうちに搭乗時間となり13:55HCMCにむけてCI685便は飛び立った。
飛び立つとすぐに海に出る。
初めての景色は新鮮だ。
遠くに市街地が見える。
きっと近いうちにここにくることになるだろう。
そんな気持ちが高まる。
機内ではベトナム語の追い込みだ。
最初は言葉だけで覚えようとしたがなかなか頭に入らない。
なので、いまさらながら歌詞の意味を辞書で調べて歌を読んで見ることからはじめた。
もっと先にやっとけばとおもったが、この曲を選んだのがギリギリのタイミング。
もう、超つめこみである。
それでも不思議と意味がわかると歌も頭に入ってくる。
不思議とベトナム語の方程式も見えてくる。
まにあう?
覚えるしかない。
その結果はすぐに表れるはずだ。
その経験値だけでがんばる自分がいる。
しばらくゆれながら機体は東シナ海海上を進む。
比較的低い高度を飛ぶ機体からは島が良く見えた。
上空から見ると山がありビーチがあり、そして町がある。
島の大小は別としてみんな同じような構造になっているのがわかる。
この群島はフィリピンなのか?
まだまだ、知らないところがたくさんあるのだ。
そして、今日3度目の食事。あまり食欲なし。
なぜかシンハービールで乾杯。
時間を見ると台北時間4:40分(日本時間5:40.ベトナム時間3:40、わかりにくくなってきたのでベトナム時間にしよう)およそあと40分でHCMCだ。
熱帯性の入道雲で地上の様子は見えない。
前回きたときはいきなり現れたHCMCの平坦などこまでも照明の明かりが続く夜景にびっくりしたものだ。
今回は夕方の到着。どんな表情を見せてくれるだろうか?
機体が激しくゆれる。
これだめなのよ。
何も見えない真っ白な雲の中をどんどん高度を落としていく。
いきなり雲が切れてHCMCが見えてきた。
山間部に広がる田畑。くねくねまがるかわ。
龍が横たわっているような河の姿はここに活きる人たちの源である。
街が近くなると今度はゴルフ場の多さが目に付く。
なんだかきれいなんだかどうかわからない。
それでも前回来たときの美しさは無い。
あのなんと表現すればいいのだろうか。
ネオンライトが星のように広がった街のじゅうたんはやはり夜の惑わし。
すっぴんで見たHCMCは普通の都市であった。
16:20HCMCに到着。
懐かしい。
ん?でもなんだかきれいだ。
新装している。
確かものすごく雑多な感じの空港で「ベトナムにきました!」って感じのところであったはずだが。
あとできいてみたらここ3ヶ月ほどでオープンしたようで隣には以前の空港があった。
そこは国内線専用になるという。
それにしてもこれらの空港は大体日本のODAで成り立っている。
実際にデザインも非常に機能的で日本のそれに類似している。
せっかくなんだからそれぞれの国の独自のデザインであればいいのにね。
きょろきょろしながら進むと税関。
抜けると坪田さんが待っていた。
約一年ぶりくらいの再会で本当に懐かしい気持ちだ。
わざわざ出迎えに来ていただき感謝である。
ドライバーのNgocさんも懐かしい。
雑多な空港前のスペースで機材を積み込みいざ市内へ!
僕だけNgocさんと二人で車へ。
市内へのバイク祭りも懐かしい。
スコールがあってもまったく気にしないベトナム人のパワー。
きたぞきたぞ!
気持ちが高まってくる。
市の中心部を抜けドンコイ通りにでる。
昨年の公演会場のオペラハウスを左に見ながらホテルに向かう。
そこで今回急遽宿泊先が変更になったことを聞いた。
Gnoc AnhHotelへチェックイン。
長旅お疲れ様。
時間を見るともう18:00。
まる一日の旅である。