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Danang and Hoian 1
- Post by: AKI
- On: 8月 31/13
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2013/08/22
5:30起床、連日の寝不足もあり今回は車でなくて電車でいくことにする。比較的余裕のはずだがそれはそれでつらい。ばたばたと準備をして6:20に家を出る。今日は上野からスカイライナーで行くので時間的にもゆっくりだ。ただ、タクシーがこの時間は入れ替えのためなかなか来ない。なので集合時間の7時に行くには少し早目の出発である。
何事も早め早めの行動ということで家を出るがこういう時に限ってすぐにタクシーがきてしまい6:27にタクシーに乗り込む。そして6:37分。上野に到着。しまった早すぎた。朝の10分は貴重だからね。コンビニで何か買おうとしているといきなりアナウンスがありスカイライナーが運休となったことを知る。「えっ」、改札に集まっている人の話を聞くと何やら船橋界隈で脱輪事故があり復旧のめどはないという。まずいね、電車は止まっても飛行機は待ってくれないよ、などと話す前にチケットを解約してダッシュで上野駅に向かう。
NEXなら線路が違うので大丈夫。あとはタイミングよく便があるかだが、考える間はない。とにかく駅に向かいながらみんなに連絡をして遅れるかもしれないと伝えつつ時間を調べる。7:15のNEXが東京発である。今は6:58分。間に合うか？わからないが上野駅を走る。ベースとスーツケースを持って階段ダッシュ。これはきつい。このまま山手線に乗れば7:08に東京着。乗換案内は次のNEX8:31に乗れというがそういうわけにはいかない。なんとしても7:15に乗るのだ。ちょうどラッシュ前という感じだがそこそこ混んでいて、ベースやスーツケースは邪魔な存在である。構わず乗り込む。しまった。こんなすんなりとしたスタートはGYPSYQUEENにはないことだった。
やはりいつも通り、いやいつも以上のバタバタスタート。すっかり汗もかいて髪の毛もボサボサ。いいぞ。これだよ。山手線でmasaoに連絡。何とか電車も臨時便が出たらしく先につきそうだ。あとは自分の心配をしよう。7:15に乗れれば大丈夫。ということで山手線を降りてまたダッシュ。一気に地下4Fのホームまで行き乗り込む。階段をスーツケースとベースのツアーケースをもってのダッシュはかなりきついぜ。でもよかった。すっかり疲れて8:11の到着までぐったりと車内で過ごす。ああ、髪の毛がぼさぼさだ。まあいいか。
今回は久しぶりのツアーになった。昨年はいろいろなことが起きて年の後半からのツアーができなかった。そして、それは年明けも続いた。さらに今年は後半に大きなイベントが目白押しになっている。その準備に明け暮れてとてもツアーに出れる状況になかった。毎年行う中国関係も両国の関係悪化により実施が厳しくなっている。
現地からもオファはあるがいつどうなるかわからない不安定なものの連続は精神的に疲れる。今は目先を変えていこうと決めた今年。そしてGYPSYQUEENとしては本当に久しぶり、1年ぶりのツアーは昨年の公演地でもあるベトナムのホイアンフェスティバルへの参加となったのだ。
そんなこんなで成田第一ターミナルでチェックイン。VN301便だ。手続きが結構手間取りギリギリになったが無事搭乗。今回はGYPSYQUEENにくわえてフォンチが参加。元アイドリングのメンバーだった彼女。ベトナム国籍を持つ日本のアイドルとしてはこの上ない特殊アイデンティティを持つ。ただここからは日本じゃない。
日本のアイドルの肩書きではないベトナム人としてのフォンチがどう観客に映るかが楽しみだ。ここでツアーに集中したいがそう思えずいろいろな事務処理をして過ごす。今回もベトナム航空のサポートで実現したツアー。この機体も久しぶりである。ベトナム航空はなんといっても機体のカラーがいい。特に夜の空港でみるこの機体はぞくっと来るほど美しい。台風を避けてか武漢上空を抜けて中国大陸をずっと飛ぶ。そしてベトナム領空へ。大した揺れもなく機体は降下を始めた。点在するゴルフ場を見下ろして市街地へ。そして13:10ノイバイ着。降り立った瞬間のこの暑さ。懐かしいね。
今回は乗継のみ。ただ、乗継とはいえ一度出国と荷物をピックアップしなければならない。この作業煩雑だし初めて行く人には結構ハードルが高い。乗継カウンターがあればいいが通常通り出国して、通常通り国内線カウンターに並ぶ。課題は多い。搭乗ゲートで今回最初のカフェスダ。ベトナムに来ると何杯飲むんだろう。日本じゃ甘くて飲めないこの味もここではちょうどいい。
フォンチは明日のステージに緊張をしている。ベトナムでソロで歌うのは初めてだし、大体ダナンにも初めてだという。ベトナム人のフォンチよりベトナム経験の豊富なGYPSYQUEEN。変わったバンドだ。
そして遅れることなく15:05ダナンへ向けて飛び立つ。機内は満席。飛び立つときに大雨が降り多少揺れたが快適な1時間。あっというまに高度を下げて16:15ダナンに降り立つ。
きれいな空港というかやたら広い空港だ。今ハノイのノイバイも新しいターミナルを作っている最中であるがこうして海外の空港はどんどんきれいになってくる。中国がそうだったように日本の貢献度は計り知れないものがあると思う。ゲートを出て石川さんに合流。メールではいろいろやり取りをしていたが会うのは初めて。イメージよりもかわいらしい人だ。
石川さんはここホイアンで自分のお店と輸出そしてイベントプロモートをやっている。こうして現地の日本人と組むのも初めてで嬉しい。
息子のテオがやたらかわいい、どこのハーフなんだろう？とおもう。外人特有のイケメンぶりだ。