News / Blog / Tour Report

Home

Vietnam Tour 4

9/21

5:00起床。

ちょっと昨日のSaigonBeerが効いている。

昨日は荷物もそのままで寝てしまってまだ日本を出たとき状態。

急いで準備をする。

 

窓を開けるとまだ暗い空。

この街はまだ眠っている。

 

6:00。

ホテルの最上階で朝食。

いつも朝食時間はメンバー共通のミーティング時間。

ちなみにこのホテル名のNgoc AnhのNgocはベトナム人に多い名前。

日本にすると「山田おじさんホテル」みたいなかんじ?

なんだかそうおもうと怪しいぞ。

 

さらにベトナム料理が出てくるかと思ったら韓国料理っぽいものが多かった。

真っ赤な山盛りの皿が見えて、これはなに?

とおもったらキムチだったので確実にここは韓国人の経営なんだなと思う。

朝からキムチはつらいので僕はトーストを。

 

なかなかでてこない食事にちょっといらいらしながら結局6:30になってようやく出てきた。

谷川さんと待ち合わせは6:30。

これはまずい。

しょっぱなから遅れるわけにはいかないのでみんなを急かして慌てて食事。

 

それでも10分もすると谷川さんと遠藤さんが最上階のレストランまで上がってきた。

「さあ、いこういこう!」

そう。

今日は長旅なので時間の遅れは厳禁なのだ。

 

6:55。

即出発。

「ふーっ」快適な大型バンに乗り込み一呼吸。

昨年お世話になったホアンと新しいSCCのメンバーGIANGと谷川さん、遠藤さん、そして僕らという構成だ。

SCCの正式名称はSaigon Children CharityというNGO。

子供たちに学校建設や支援を行っている団体である。

今日僕らはベトナムのさらに南部のメコンデルタ地帯に進む。

普通じゃ絶対に行くことがないエリアである。

 

市内のバイク祭りを超えて1時間。

ベトナムはどこでも似たような表情だ。

国道沿いに広がるphoとお土産の店。

昔の日本の国道沿いのイメージかな。

道はあまりよいとは言えず車に酔いやすい僕はとにかく盛り上がって気を紛らわす。

 

この南部はカンボジアの文化が入っているところ。

陸に繋がれた国家はいろいろな民族が政治という理由によって区分される。

そんなカンボジアを思って新曲を作る。

みんな笑って聞いているけれどけっこう旅情的なメロディでないかな?

と僕は思っていた。

 

帰国してバンドであわせてみれば分かると思う。

でも、この地で作ったことが重要でメンバーも作ったその場所を一緒に経験しているかどうかはとても大事である。

音楽って簡単に割り切れるものではなく。

弾ければいい訳でもなく、歌えばいいものではない。

同じ時間を共有して同じ感情を持ちその中から個人の強烈なパーソナリティを出すことがすばらしいサウンドメイクに繋がる。

一緒にいるにはわけがあるのだ。

 

8:30。

そんな中の一軒の店で朝食となる。

「なんだ、だったらさっき慌てて食べなくてもよかったなぁ」みんなそう思う。

ちゃんと情報をつかんでなかった僕らが悪い。

ここのPhoはおいしく朝食を二回取った気分。

昨日も機内食を2回、市内で1回。

ちょっとハイペースのご飯タイムだ。

 

小雨の振る中9:00に出発。

なんといってもphoは簡単な料理なので出てくるのも食べるのも皆早い。

帰りにプリングルスを買ってバスに乗り込む(15000ドン)渋滞もなく車はかなり飛ばして走る。

時たま思いっきりゆれたりして眠りかけのメンバーを起こす。

そうしているうちに景色は田園風景と変わり、小さな橋を何個も何個も渡るようになってきた。

メコンデルタだ。

Vinh long州に入った。目に付くものといえば河の流ればかり。

本当に美しい茶色をしている。

何故こんな色になるのか?

もし汚れだけだったら恐ろしい。ドライバーに聞くと赤土の影響であるので汚くはないとのこと。

「泳げるよ」でもそれは話半分に聞いておかないと危険だ。

茶色の土の歩道にはアオザイを着た女性や街の子供達が自転車で通り過ぎる。

僕らもかなり飛ばしているのにバスの脇をぎりぎりの状態でかっ飛ばす。

うーむ、たくましい。

たくましすぎるぞ。

元気な子供がとにかく目につく。

街の風景に良く似合っているんだよなぁ。

この町の子供たちに絵をかかせれば河はみな茶色。

それがあたりまえで、疑うことすら必要ないんだろうね。

きっと日本に流れる清流なんて想像もつかないだろう。

それくらいにこのにごった河が似合う街なのだ。

 

12時。

ようやく到着。

Tha vinhの教育関係センターのようだ。

ここでThaVinhの教育省の人たちにご挨拶。

きれいな大きな建物は何故か中国を思い出した。

これから食事に行こうと言われる。

行き先はどこかわからないが、時間的に難しいのではとおもったら5分でついた。

たくさんの役人のみなさん、AEFAのみなさんと食事。

はじめて参加したメンバーにとってはこれが本場のベトナム料理となる。

うまい。

でも怖い。

なまずがいた。

さっそくThaVinhでの洗礼を受ける。

«      |     »

ページトップに戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Search

Recent Comments

Archives