Danang and Hoian 3
- Post by: AKI
- On: 9月 2/13
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プライベートビーチ前の芝生のゾーンがステージになる。アンプはなくラインとなったがまあ、いいだろう。そこで音響スタッフと顔を合わせる。
昨年と同じスタッフでなんとミキサーにテープを張ってここがボーカル、ここがギターとチャンネルを割振りしている。おお!昨年教えたことじゃないか?今回最初の大きな喜び。僕らはいつも音楽だけを聞いてもらうために旅をしているわけじゃない。日本を、日本式を伝えることも重要でそれは裏方のスタッフに対しても行っている。
特に音響スタッフにはリハーサルのやり方、PAのつなぎ方、サウンドチェックの必要性。モニターの置き方などを指導する。それが週間になってくれればそれも一つの交流になるわけだがこうして一年前にはどこにどのチャンネルが割り当てられているかわからない人たちが日本式にやってくれていると嬉しくなる。
リハーサル後休憩。部屋のプールで涼んで夕食へ。そして日も暮れJapanNightがはじまる。19時くらいに海からオレンジ色の月が上がる。幻想的だ。ファッションショーを皮切りに出し物があり僕らの出番となる。
規模こそ大きくないがこれがフォンチの初ステージ。そして、僕らも久しぶりのベトナムのステージとなる。初日のフォンチは少しぎこちなかった。それでもよくやったと思う。明日へのアドバイスをする。今回の彼女用に用意した曲は今までのフォンチのイメージとはことなる。より音楽的な要素を強くしてアイドル色を消した。
ベトナム人の前にでるベトナム人ということで特殊なことはなにもない。GYPSYQUEENのほうが日本人だから特殊なわけだ。その中で日本で暮らしているベトナム人タレントのフォンチ。彼女にROCKを歌ってもらうことにした。ROCKは経験でしか修業を積めない。
先日国内でやったものよりも今日のほうがよくなったと思う。あとはもっとベトナム語を話してコミュニケーションをとれれば場をつかむことができる。アドバイスは山ほどある。ひとつづつ覚えてほしい。GYPSYQUEENはお客さんを見て曲を決めようとなっていた。欧米人のお客さんも多かったので英語の曲も組み入れてみた。ベトナム語の曲もバラードを中心にしてみた。いろいろなバリエーションでその場を構成していく。明日も同じ流れで現場で決めよう。
終了後、恒例のミーティング。今日の課題は特になかったが、明日どんなことになるかを想定してミーティングを行う。まだまだ不完全燃焼。明日はとことんやりたいね。23時には終えて部屋に戻る。コテージに帰る途中満月に照らされたプール。いいね。ビーチの潮風も心地いい。部屋で一人夜中の涼をとり就寝。