Danang and Hoian 6
- Post by: AKI
- On: 9月 5/13
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2013/08/25
06:30起床。ちょっと曇り空。昨日遅かったのでちょっと眠い。07:30朝食を済ませてのんびりと午前中は東京とホーチミンとのやりとり。
いつも時間を切り詰めての旅ばかりであったがこんなResort気分のツアーもよい。忙しさにも張りが出るね。
11時。今日もSPAに行ってから13時にチェックアウトをして会場に向かう。今回のイベントは昨日がメインであったが今日は地元の人たちとの交流ということでビ?チサイドでのステージでライブをやることになっている。海ですよ海。潮風が楽器には非常に脅威ではあるがここは盛り上がっていこうと決心。
一度ホイアン市内にでて石川さんと合流し、会場にむかうこと20分海沿いにでた。まさに海沿いのHoian Beach Resort Hotelに到着し、ここを控室代わりするということでコテージへ。
コテージといってもメゾネットタイプの大きなログハウスでまさにリゾートホテル。目の前は海。すべてそんな環境である。それでいて物価は安い。最高だね。
すぐにお迎えが来て、音響のセットができたということでホテルのカートで会場に向かう。北の空には大きな雨雲。うむ、ちょっと危険だ。昨日までの快晴とは違いちょっと空気も重い。ホイアンの転機の変わり具合は結構わかるようになってきたのだが案の定予想は当たりサウンドチェックをしているといきなりスコールが来た。
うむ、どうなる?できる?ちょっとやむような気配ではない。帰りの時間の事もあり心配でもある。テンションが落ちかけた時に「吉普賽女郎ま?」と中国語で話しかけられる。
だいたいこの名前は僕らの中国語名。なぜ?と思うとなんと8年前によく共演していたZIYO楽隊のギタリストだった。
これは超驚き「バンドの音が聞こえたからきたんだけれどそしたらAKIがいるからびっくりした。今はベトナムにいるの?」
というそうだ、思い出してきた。反日の真っ只中の2005年の大晦日、かれらと北京のビール一本30円の店で一緒に飲んだことを。
確か僕が全部奢ったのだけれど全員で500円にも満たなかったことを覚えている。「今回はフェスティバルでベトナムに来たんだよ。昨日コンサートをやったんだ。
最近北京には行ってないな」などと話す。今度いつ来るかというので「反日がおさまったらね」という「すぐに収まるよ、北京で待っているよ」という彼。
思わぬ再会でテンションは一気に高まった。アジアでやっていると結構こういうことがある。
こんなに広いアジア。でもめっちゃ狭いアジア。昨年も貴州で「ラオスでGYPSYQUEENのコンサートにいった」というラオス人バンドと仲良くなった。よくある事。
そして今日もそんな一つの出来事になった。なんだかまた中国に行く理由ができてきたな。
そう感じた。
縁はここから始まったりする。
そう考えるとこのビーチに来たわけもあったんだなと思う。
そうしているうちにスコールも上がりステージは始まる。スコールの後で観客はいないに等しい。でもなぜかテンション高かった。フォンチも同じだった。
昔Beyondのwingがよく言っていた。会場の大きさ時は関係ない。そこで自分が何をやるかだ。
その通りだね。
そしてあっという間のベトナムツアー最後のステージは終わった。会場では機嫌を取り戻してちょっとはにかんだザビエルも合流したし、ZIYOにも会えた。
最高だ。さらに演奏が終わるかどうかのタイミングでまたもやスコール。ちょっと長引きそうな予感。でも、みんな気にしていない。そう、大したことはない。
Remember take it easy.ザビエルが昨日のことを詫びに来る。ぜんぜんOK。また会いましょう。会えばすべて解決される。完璧な人なんてどこにもいないよ。いてもつまらないしね。
今回の主催者の石川さんとザビエル。ザビエルの熱さとそれを補って支えている石川さん。いいコンビだ。
そしてあっという間に出発の時間に。かむゐのみなさんとゆっくり話もできなかったが、みんなとても気持ちいいメンバーだった。
殺陣とROCKっていうのもありかもね。
小林さんのピアノも和のテイストがありもしかしたら一緒にやったら面白いことができるかもね。名残惜しさの中、一足先に帰路へ。