Touch Festival 4
- Post by: AKI
- On: 8月 23/14
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2014/07/21
7時起床。今日は一日次への準備に奔走する日になる。
まずはチェックアウトの準備でバタバタ。そして資料をそろえてバタバタ。一人総領事館に向かう。
朝のホーチミン市は大渋滞。気ばかりあせるがタクシーは進まない。
10:30なんとか約束どおり到着し、イベントの説明や協力をお願いする。先方も昨年からのメンバーで気心が知れてきた。
新しく中島総領事が赴任されたのでご挨拶をさせて頂く。よりスムーズな事業を行うために、きちんとした説明と最新情報へのアップデートは欠かせない。
領事館を出てホテルに戻る。報告の説明や来日アーチスト向けの最終調整をしながらランチ。時間もないのでホテルのそばのイタリアンに行く。それが結構あたりのイタリアンできくとホーチミンでも有名なお店だったらしい。日本で食べるよりおいしい?そんなお店で大満足だ。
その後ホーチミン市人民政府に向かう。外務部のThaoさんとの面会はいかにもベトナム政府といった建物の中で行われた。電通の海野社長の通訳のおかげで会談はスムーズに進む。お互いの確認事項をチェック。身のある会議ではあったが、半面課題も山積してしまった。
政府の許認可の難しさを改めて感じる。Yesは単にYesではない。Yesからはじまる調整作業が恐ろしく手間のかかる作業なのだ。その入り口に立てたことを良しとして今後の進行を相談する。
そして、またとんぼ返りでホテルにもどりチェックアウト。すぐさま全体ミーティングへ向かう。ここでも議論は白熱。ただし、現時点では想定の域を出ない。誰がどう思ってなんというか、そのこたえはどうくるか?空論ばかりが飛び交うが、現時点ではそれを突き詰めていくしかない。
より現実に近づけるために空論を精査していく。根気の要る作業だ。会議は長引き、そろそろホテルにもどる時間となった。
今後の確認事項を持ち帰ることでミーティングは終了。今日一日の情報量と帰ってからの積み残し作業にぐったりとしつつ、ホテルにもどる。
菊池さんとも帰国後の打ち合わせを約束。密につめていかねばいけない。ホテルにもどるともうみんな集合していた。半日ぶりにみる出演者の面々がなぜか気持ちをほっとさせてくれる。最後はみんなで近くのアウトドアのお店で食事。話はもっぱら帰国してからの次に向けてだ。
たくさんの経験と収穫を今回もさせてもらった。できればこの時間がもっと続けばいい。しかし、今日は帰国日。炭火の煙と汗とさらにスコールの雨にぬれてもうぼろぼろ。そんな状況でホテルにもどり荷物をピックアップして空港に向かう。雨の中見送ってくれる菊池さんと我妻さん。本当におつかれさま。まだまだ残務は続くだろう。
再会を約束してホテルを出発する。30分ほどで空港に到着したが、なぜかマチャの乗ったタクシーが来ない、電話が鳴りタクシーの運転手が道に迷った挙句、接触事故を起したようで遅れているらしい。うむ、今回マチャは災難続きだ。何とかなるだろうとあまり心配もせず待っているとマチャ到着。これで全員そろった。
チェックインカウンターに進む。大阪チームはここでお別れ。
また会おう!だんだん人数が少なくなってくる寂しさは毎度のことだ。
そして、元の通り、東京を出たメンバーになりチェックイン。
もっと混んでいると思ったがなんなく税関を通過。ラウンジでシャワーを浴びて出発を待つ。搭乗ゲートに移動すると搭乗機が遅延しているということでさらに待たされる。かなり眠い。「今すぐに寝れるな」なんて思いながら待っていると案外早くて20分遅れで搭乗となった。
機内はほぼ満席。ベトナムの今の人気の高さを物語る。以前は横になって寝れるくらいの便もあったが、ここの所いつも混んでいる。飛び立つ前に睡魔に。もう限界かも。今回も無事に終わった。良かった。どうなるかわからなかった不安な旅もこうしてみんなの力のおかげでなんとかなったんだなと思う。
第4章10幕はここで終わり。あっという間の40回目のツアーも無事に終えることができた。
ここ半年の間にいろいろなことがあった。
大切にしたことは真実。それさえぶれなければやっていける。そう信じてきた。そして、改めて思う。この仲間といれてよかった。
まだまだ足りない所はたくさんある。成長していない?儲からない?意味がない?否定する言葉はいくつでも生み出せるが前に進んでいくのは自分自身の脚力しかない。
自分の足で前に一歩を踏み出すのだ。そしてもう一歩。もう一歩。
困難な道であることは全て承知の上でチャレンジすることは、ある人にとっては無意味であっても、ある人にとっては尊いもの。
そして、それを信じる人たちで新しい世の中は作られていく。
完璧な人なんていない。完璧でない部分はみんなで補い合えばいい。それが仲間と生きていくということだ。
みんなと大きな理想に向かう度に僕は弱いと痛感する。全然弱くて時に何も見えなくなってしまう。
そんな時にいつも必ず手を添えてくれる仲間がいたからここまでこれた。
本当に感謝の言葉以外見つからない。
そして、さらに大きな困難訪れた時に、思いもよらず強力に支えてくれる仲間もいた。
いろいろな人に助けられて生きてきた。
思うんだ。どんなときでもお互いを守りあう力があれば前に進める。
理屈ばかりの言葉遊びではなく、本当の行動と形にする動力。
それが一番大切だって、同じ経験をした仲間だけが分かるだろう。
一緒に過ごした人はきっとわかっているはずなんだ。
何かに迷ったときは深い森に入り込む前に時を待とう。必ずいつか答えが見える。だからそれまでに大きな傷にならないようにする事も生き残る手段だ。
間違っていなかったと道を振り返ればそこには大切な記録が残されている。
ルーツを大切に、今を大切に、そしてその先に見えつつある新しい世界をいつも目指していくこと。
空はいつも動いている。景色も変わっていく。時を待つ事も大切だ。
そうすれば暗雲は消え去る。必ず消え去る。晴れない一生はない。
たまたま曇りが続くときは辛抱強く待てばよい。待つ事には慣れっこだろう。
雲のずっと上にはあの太陽が変わらずに輝いている。
ずっと大切に思ってきたこと。それを信じてこれからも前に進んでいく。
大切なことはみんなと共に新しい景色を創ること。
だから共に行くんだ。
新しい歴史は始まり、そこに至るには先人の力で成り立っていることを皆が知っている。
新しい事だからこそその成り立ちが一番大切であること、僕らの仲間はみな分かってる。
これからも行こう、
一緒にみんなで行こう。
俺は皆を連れて行くぜ!
Who knows most, speaks least.
GYPSY QUEEN Road to Asia #40
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