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Great Indonesia 1

GYPSY QUEEN ROAD TO ASIA #41 -GREAT INDONESIA-

2014/10/29-11/3

 

2014/10/29
21:30。何もかもぎりぎりのスケジュールを調整しきって池袋西口から羽田行のバスに飛び乗る。「ふーっ」。思わずため息が出るほどのバタバタだった。これが今回の旅を象徴するスタートなのだろう。バスで羽田に向かうのは初めて。車で行く余裕もなく、この選択しいかないなか、どんなもんだろうとおもっていたがかなり快適で予定よりも早く羽田空港に到着。22:15分。羽田は近い。なんだか少し運気が変わった気がした。こんな些細なことも喜べるほどの状況わかってほしい。今回の旅は先発、後発と2便に分かれての渡航。当然僕は先発隊としてジャカルタ入りをする。ジャカルタにいくのは3月の視察以来2度目。まだ、初心者である。記憶にあるものといえばものすごい渋滞、刺すような日差しそしておいしいハラル料理とその程度の印象しかない。そんな状況で始める今回のフェス。まあ、誰にも最初はある。最初からできないとおもっていたらいつまでたっても何もできない。今回僕らがやることにはたくさんの反省がついて回るだろう。でもそれでいいのだ。今回の経験はすべて次の力になる。今まで色々な国に行ったがまだまだインドネシアについてはそもそも勉強不足、事前にレクチャーを受けて付け焼刃ながらある程度の知識を身に着けることが精いっぱい。あとは実践で体に覚えさせて行けばよい。きっと今日からの数日間で何かを知ることができるのだろう。

 

今回のフェスティバルはもともとはキーマンとなった男、ペピとの出会いになった。日本語堪能なインドネシア人。両国の交流に尽力している彼と「インドネシアで日本を紹介するフェスをやろう!」そう話し合った。ベトナムからもツアーの帰りだっただろうか、その時の彼の喜びにあふれる目。この同じたくさんのインドネシア人の瞳を見れるかと思って僕は約束をした。最初の一歩を踏み出してからいろいろな交渉が始まった。JAPANFESTIVALというブランドの考え方と実施することの意義、そしてそれに伴う利益を供与できるスポンサーはだれか、誰とこの思いを共有できるのか。それらを短期間に積み上げて骨格を作る。日本としてASEANとの交流でやらねばいけないことは明確だ。日本人はアセアンをまだ全然知らない。知らないことに利点はない。知らせるための場を作り、大手企業だけでなく、日本全体で「次の世界」を目指している人々の共感を得て支援すること。そして、日本を伝えること。十分に伝わっているなんてだれも思っていないだろうが、本当にそのとおりである。もちろん、たくさんの人々が日本から、そして現地で日本を伝えることを続けている。その中の一つに過ぎないかもしれないが、それをやることに異を唱える人はいない。機会は制限されるものではなく、一人でも多くの交流事業の立ち上げ者がふれることで日本を伝える点が面に広がる。そして、日本の文化紹介。POPカルチャーはアセアンで人気のコンテンツ。音楽や映画、様々なコンテンツを紹介する機会を増やしていきたい。それらをすべて含めて日本紹介。人が動くことで経済も動く。それをJAPAN FESTIVALという形で実現していきたい。その思いでこのプロジェクトをスタートさせた。そして今日の日を迎える。言葉にはできないほどのたくさんの困難があった。パズルのようにまだ答えの出ていないピースを最終的に現地で仕上げる。そんな思いでの出発である。
集合時間より早く着いたおかげで気分的に余裕ができた。先発隊も時間通りに集合。カウンターもすいていてスムーズにチェックインできた。出国しきれいな空港内で時間を過ごす。本当に日本の空港は世界に誇れるね。美しさと清潔さを兼ね備えているのは世界一細かい日本人仕様に耐えられたものだからなんだろう。そしていよいよ搭乗。今回はガルーダインドネシア航空で行く。このエアラインもはじめてだ。ボーイング777が先日導入されたと聞いていたが新しさもあり機内もきれいだ。落ち着いたシートカバーもいい感じだね。日付は変わり30日。午前0時30分。定刻通りに羽田を飛び立つ。いよいよ始まる。

 


ジャカルタには7時間ちょっと。前回はエアアジアでクアラルンプールで向かったので時間がかかったが今回は直行便。それも往復羽田発ということでものすごく便利。というか羽田でないとスケジュール的に無理だったなと思う。深夜フライトだがすぐに配られた握りをたべると何だか一向に眠くならないので猿の惑星をとりあえず見てしまった。この映画奥が深いな。考えさせられる映画だった。うとうとしているうちに寝てしまって朝食で起こされる。予定よりも早く到着しそうだ。機体は降下をはじめAM5:30.予定より30分早くジャカルタ国際空港に到着する。
2014/10/30
飛行機を出るといきなり真夏が戻ってきた。いいぞジャカルタ。暑さで目を覚まさせてくれ。最初にビザカウンターで35ドルを払う。チケットには25ドルと書いてあって、その上にスタンプで35ドルと書かれていた。このビザ、早く撤廃されればもっと気安くなるのにと思う。

 

バッグをとり出国する。スタッフがカートを使って10ドル取られる。10メートルくらいカートに荷物を載せて10ドル。これが空港の中で起きる。問題だと思う。この10ドルでどれだけの日本人の気持ちをネガティブにさせるかわかっているのか?こういった詐欺にあうことできっともうその人はこの国に来ないよ。この国でお金を落としてくれる大切なお客様を失っていることきちんとした人にわかってほしい。出国をしてまずは換金。空港なのでレートはあまりよくない。1円で100ルピア。わかりやすく言うとゼロを2つカットすると日本円となる。相場は0.88なのでレートはよくないがとりあえず現金が必要なので換金。市内まではバンで向かう。アルファードを手配して荷物満載でホテルに向かう。

大渋滞が名物なジャカルタ市内だが早朝ということもあり快適である。多少渋滞らしきところもあったがこれも早く7時にはホテルについてしまった。料金は約3000円程度。いいぞ。でも早すぎてチェックインもできずモールに行く通路も開いていないのでホテルのレストランで過ごす。

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