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Vietnam Tour 7

9/22

5:30。

超至近距離でにわとりのなく声で目が覚める、ちょっと怖い。

蚊帳で寝たのはいつの頃いらいだろうか?

なんとなくいい感じだ。

幸いむしさされはなくほっとする。

 

6:30。

外に出ると気持ちいい。

こんな気持ちのよいのは久しぶりだ。

メコンよりも低い位置にホテルがあるのでちょっと上り加減にいくと橋がある。

その橋はかなり斜めになっていて足場が悪そうだ。

もし、大雨だったら。。。

そんな時は水没してしまうんだろうなぁ。

この辺。

そう思うとぞっとする。

少し歩いてみると、作りかけの橋、メコンをゆくボート。

すべてが美しい。

さっきの傾斜した橋を子供は大きな荷物を持って器用に渡る。

日本だったら親が絶対にあるかせないだろう。

それ以前に「こんな橋はあぶない」と行政に訴えるか?

幸いここにはそんな行政も予算もない。

だからこのままだ。

そしてこのままで何も悪いことは無い。

落ちたら落ちた人が悪いのだ。

という僕は落ちると怖いのでそれ以上先にいけなかった。

ちょっと残念。

 

6:50。

昨日のビールでダウン気味のMrBuを最後に載せてバスは出発。

近くで朝食。

またもやPhoを食べる。

Phoといってもいろいろなスタイルがある。

みな当然自家製なので画一的な味はない。

それぞれだ。

これはヘルシーだよなと思う。

朝からMACを食べていきる事とこのPhoを食べて生きることでは健康的に絶対に差がでるな。

とおもう。

毎日食べるとやせるもんですかね。

 

そして出発。

バスに乗り小学校へ。

この学校は近くとりこわされるという、その代わりに新しい学校を建てようというのがAEFAの考え方のようだ。

この広大な台地の中に無数に広がる学校。

そして学校もないところ。

それらに建物を建てるだけでも大変だしたいしたものなのに、それぞれの学校運営に息を吹き込むやり方をしているのでそれはそれは時間と手間がかかるのだろう。

気の遠くなるような話だ。

視察といっても、建物を建てる話半分、運営をどうするかが半分である。

僕らが口を挟むことではないので遠くで見ていたがAEFAの方々も役人の方々も真剣だ。

いろいろな人がいろいろな支援をアジアでしているがこうして何十時間もバスに乗り、子供たちとふれあい、その世界の未来に何かしようとする日本人がいることは誇らしいことだ。

その一助となれば僕らも本望である。

ぼくらは何も無い大地を後にしてHCMCに戻る。

 

行きと同じ時間がかかるわけなので長旅である。

きれいな田園地帯を行く。

時折見える洋館がまた美しい。

3日目にしてようやく日がさしてきた。

「暑くないとベトナムきた気がしないよね」などといいつつも実際に日差しが強くなるとかなり暑くて辛い。

途中一回休憩を挟み11:40 CAIBEのメコンデルタへ。

外に出ただけで日差しが肌を焼く。

メコンに出て水上マーケットをながめ(水上マーケットって本当に川の中の船なのね)島に上陸。

いわゆるスーベニアショップを見て回る。お土産にはあまり興味がないのだが、それなりに楽しむ。

砂を熱した鍋でポップコーンを作るとかライスペーパーを作っている姿は結構感動的だった。

 

12:30ランチタイム。

ベトナム南部の料理を堪能。

Masaoはなんでも大好物。

どこでも生きていけるね。

 

そしてちょっと急ぎ気味に13時に出発だ。

その後HCMCまで2時間の道のり。

だんだん車が増えてきて、大きな橋をいくつか越えると通りの両サイドに建物が並び始めた。

市内に入ったことはバイクのクラクションの多さで目を閉じていても分かる。

 

15:20。

市内中心部のベンタイン市場近くのホテルでお世話になった谷川さんと遠藤さんとお別れ。

今回も貴重な経験をさせて頂いたし(実際に自分達だけではきっと一生行く事の出来なかった土地だと思う)僕らなりに何ができるかがまた一つ分かった気がした。

そんな機会を与えてくれたことに感謝だ。

本当は今晩のイベントも是非見てほしかったが事前にAEFAに情報が行っていなかった為参加することができないということ。

うーん、こういうのって残念です。

現地側のスタッフの情報管理についてはもう少し迅速に正確にすることができればこの国のNGOももっと進化していくと思う。

その後僕らは10分ほどでホテルに到着。

荷物を積み替えて新しいホテルへ移動する。

長旅でゆっくりしたい気もするがそうもいかない。

次の予定やミーティングなどやることはたくさんある。

出来上がった衣装をとりに行き、食事も軽くすませロビーに集合し今日の会場に向かう。

この学校、ものすごくわかりにくい場所だった。

タクシー一台も入らないような細い路地を人ごみの中を掻き分けて進む。

これ以上タクシーではいけないようで途中で降ろされる。

運転手が指差す先には街灯のない路地。

本当にこの先に学校なんてあるのか?

何度か聞くがここでいいというので納得して降りる。

降りちゃうとおしまいだから最後まで粘って車から降りないのも重要な交渉術だ。

「じゃいきますか」不安げなShinonをみつつ路地に足を踏み入れる。

 

いろいろなものを真っ暗中売っているおばさん。

子供の騒ぐ声。

歩いていると子供が「こっちだよ」と僕の脇を通り過ぎる。

まるで何かに吸い込まれていくように曲がりくねった道を進むと以上に騒がしいゲートにでた。

 

そこがTHANG LONG ENGLISH SCHOOLだ。

どんなことになるのだろうか。

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