Japan Festival in Vietnam 2
- Post by: AKI
- On: 11月 29/14
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2014/11/14
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06:30起床。いよいよはじまる。今日から本隊が合流だ。宿泊のホテルニューワールドホテルは関係者で一杯だ。朝からいろいろな情報交換が出来る。VIP関連、施工関係も順調に準備が進んでいる。
07:00。本隊が到着。一日違いであるために、空港での行動が手に取るように分かる。とりあえず食事を一緒にとってもらっておおよその流れを説明。日々変更が入るのでタイムリーにミーティングを行うことがアジアでは本当に重要だ。こういったじゃないか、こうきめたじゃないか、は出発前までにきちんとやればいい。現地入りしたら臨機応変。目指すことはひとつ。この事業を成功させることだけだ。
食事を取ってもらいチエックインをしてもらう。その間にも細かい打ち合わせやら準備があり何もできていない。あっという間に再集合となりランチへ。あまり遠くに行くと車になってしまい合流で時間ばかり食うので歩いていけるPho24ヘ向かう。ベンタイン市場の横に位置するこの店の近くには両替所などもあり便利だ。
格段においしいわけではないが、終夜飛行で疲れているメンバーにはマッチするだろう。ランチも早めに終えてリハーサル会場へ。ばたばたである。初日からハードなスケジュールだ。タクシーに分乗してスタジオに向かう。スタジオは広くはないが空調がバッチリ聞いているので過ごしやすい。この国は温度管理が重要。体調もそれで左右するからね。
準備をしていると早速Trang Phapがやってくる。幾度となくの競演ですっかり仲間気分。リハーサルもあっという間におえて次に進む。次はNhu Quynh.このパワフルなシンガーとも今年の夏以来の関係で息が合う。ハードな曲は本当にすばらしい歌唱力で速く日本でも疲労してもらいたいと思う。
リハーサル時間の関係で次々にこなす程度の時間しか取れないが、イベントが終わったら食事に行こうと約束。そんな友達も多くなってきた。そして、坂本英三。彼の声量はものすごく、他の歌手が使った後のマイクだと完全に音が割れる。それだけのパワーの差がある。アニソンはベトナムではおなじみなのできっと盛り上がると思う。
そして、ジャッキー。前回からファミリーに付き合える仲間になってきた。真面目な正確で本当にぎりぎりまで自己練習をしている。この真面目さが彼の成長の源だろう。そしてBao Thyが登場。いまやベトナムのトップアイドルといって良いだろう。今回もHanhさんの協力もありブッキングできたがこのラインアップはベトナム国内でもトップレベルのキャスティングだ。
それをJAPAN FESTIVALで紹介できることは本当にありがたい。彼女は今回は1曲のみの演奏となるのでリハーサルもあっという間に終えることができた。そして、Lam Truong。ベトナムポップス界のKING。彼の名前を知らないベトナム人はいない。僕らも2008年の公演以来の再会。懐かしいね。あの頃から何もかわっていない。
彼の歌うのはまさしくロックナンバー。北米にすみ環境も変わったに違いない。リハーサルを順調に終えて会場でのサウンドチェックに向かう。これだけ厳密にリハーサルを進めてもぎりぎりのスケジュール。日本と同じテンポ。それ以上のテンポ感で進む。
16時に会場に戻るとまだ前のリハーサルが続いていた。後ろにも予定があるので遅れることは許されない。気持ちばかりが焦るが、こればかりはどうしようもない。何とかリハーサルらしきものがスタートしたのが16:40.
そこから音だしまでさらに時間がかかり結局17時に終了予定が1時間押して18時にずれ込んだ。次の予定もあるので会場を飛び出す。9月23日公園通りにマイクロバスが停車しておりこれに載るように指示される。でも、たくさんのっているんですけれど。とりあえず満員のバスに8人が乗り込み機材を含め超満員状態。
そして、1時間も待たしているので雰囲気が重い。こういうときには日本から行くべきだ。ということでバンバンジーとけいちゃんにコントを依頼。一定の笑いをとり雰囲気を和ましたがそこで終了。そのうちにバスは市内の渋滞を走り郊外に向かう。バスの運転手も迷うような環境下で結局会場に着いたのは19時を回った頃だった。
それにしても広いぞ。大学の敷地に入ってから10分くらい走ってたどり着いたホールにはすでに日本とベトナム外交関係樹立41周年と書いてある。こちらに来るまで情報があまりなかったが、まあ行けば会場はあるだろう程度であった。しかしこんなにしっかりしているとは意外だった。また、同じバスに乗っていたのは歌舞団の人だったと判明。
ただの相乗りの人ではなかった。大きなゴミ袋のような袋に衣装と小道具を満載にしていたのだ。会場に入りセッティングを行う。いつもどおりベトナム風セッティングが施されているのでとりあえず全部やめさせて自分たちのセッティングを行う。こういうライブを行うときは楽器は重要な要素。だから日本セッティング同様メインにおきたい。
会場となるベトナム国家大学は6万人位学生がいるようだが今回の最大の特徴は「日本語学科の学生を中心に」ということではないことだ。なので基本はベトナム語、一部英語を話す人はいるが、日本人を珍しいと思う人ばかりなんだろうと思う。いわゆる追い風でないことは確かだがその上で日本を好きになってもらうというところに貢献をしたい。
コンサートはものすごいスモークと宇宙にいるようなきらびやかな照明の中で記憶も希薄だが、とにかく盛り上げることに全力を使っていく。Nhu Quynh、Lam Truongも出演するかなりしっかりしたコンサートである。
終了後、大学側とスポンサーが食事をとのことなのでありがたく頂く。交流の宴席となるので内のメンバーも全力疾走。酒では絶対負けられない。おのずと盛り上がり今日のところはこれでよしだ。名残惜しくもホテルに戻る。
「来年も必ず来てくれ。もっと大きな場所を用意するよ」と言われる。この連鎖がありがたく貴重すぎで思いはとまらない。深夜の道路は余りこんでいなく、23:40.ホテルの戻ったらとにかく片付け、疲れきっているのでマッサージへ。こちらも1時間25万ドン。最高だね。そのあとバーにて集合。明日の予定を確認してホテルに戻る。
時間は3時。僕以上に今朝来たチームにとってはハードな一日になったに違いない。
3:30就寝。いよいよ明日から本番だ。
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