ASEAN TOUR 6
- Post by: AKI
- On: 3月 31/15
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2015/02/26
06:00起床。昨日部屋に戻ったまま寝たので忘れ物のないように荷造り。今日は僕らと荷物が別ルートで移動するために入念に荷造り。多分40度以上になる日晒しのトラックで運ばれると思うのでベースだけはバスに積み込んでもらうことにした。08:15出発、ラオスのカジノはアンバランスであり豪華でもあり不思議なホテルであった。ちょっと前の成金趣味的なところが面白かったな。バスで10分、残り一行とホテルで合流して9時に出発。
一路ヴィエンチャンを目指す。バスは満杯。バンバンジは斜めになってしまう補助イスに座り滑り落ちないように足を突っ張っている。さすがドラマー。僕ならこんな姿勢をずっと続けられない。バスはすぐに市内を抜け、何もない一本道へと入っていく。以前見た風景。ひたすらまっすぐに南から北に向かう。朝日はまだ右側に座る僕を照らし続ける。暑い。ちなみにバスにカーテンはないので直射日光の洗礼をずっと受け続けることになるのだ。このたびは長い。
8時間というが8時間ではこのスピードでは絶対に到着しないことが分かる。前回、早朝に飛ばしまくって8時間。それは恐ろしいスピードだった。今回はのんびりバスの旅。10時間は行くな。となると到着は夜か。そんな覚悟で行く。途中トイレ休憩を挟んで11:30タケクに到着。前回はモーニングを食べたが今回はランチタイムとなる。暑さにすっかりやられた中、なかなか出てこない料理とオーダーミスの連続でどんどん遅くなる。これがラオスローカル。ボーミーバンファサバイサバイだ。いやサバイサバイではない。
結局、優雅なランチタイムは2時間を費やしタケクを出発。すでに13:30これはまずいぞと思う。まあ、僕があせっても仕方がないのでとにかくひたすら景色の移り変わりと前回の記憶をたどって時を過ごす。太陽は左側の窓を照らし始める、このバスの中で一日が過ぎて行く。15:30、今日2回目の給油。何もない赤土の大地、懐かしい風景、ベトナムとの国境につづく山々。昔のままだ。何度か県境を越え、メコンの支流を越え背の低い木々が続くエリアに入ると旅が後半に来たことが分かる。
そして3度目の給油。17:30.夕闇の迫る中、国道は大きく西に進路をとり宗教寺院を右手に一路ビエンチャンへ向かう。ヴィエンチャン市外に入ると町並みが戻ってきた。そして19時、市内に入る。懐かしい町並みを見ながら19:20到着、ひさしぶりのビエンチャンに到着。約11時間のたびは終わった。長かった。このあと荷物のトラックが来るまで1時間はあるだろう。その間に食事に行く。なぜかタイ料理の店に入り時間をつぶす。今日はオーバーダンスのKAIとARDに会うことになっている。
待ち合わせ時間がどんどん遅くなり申し訳ない。あまりに遅いので先に会うことにし、22:30にホテルに来てもらうことに。一年ぶりの再会だ。同じタイミングで荷物も届きなんとかつじつまがあった。インターシテイホテルには先ほどラオス入りした中村尚登さんが待っている。メコン沿いのこのホテルまで迎えに行って夕食へ。KAIが「Cellsのドラマーがやっている店がある」ということでそこに向かう。そこはラオスとは思えないくらいのおしゃれな店の79Bar。オープンエアと室内に分かれたビアバーであった。長時間の冬眠状態のバスから開放されおもいっきり楽しい夜を過ごす。彼らともアセアンフェスでとても仲良くなった。
親友といえる関係になった。なので、お互い遠慮はまったくない。すばらしいともに感謝。一気に気分は高揚したよ。ARDがステージに呼び込まれ先日しのんがタイ語で歌ったコージャイを歌う。ここでもはやっているらしい。01:30すっかり盛り上がり車で送ってもらう。ARDもKAIも明日早いのに付き合ってくれた。嬉しいね。そして会えてよかった。全てを用意してくれたKAIに感謝だ。02:30荷物を解き、最終地ヴィエンチャンの3日間に備える。
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