Vietnam Tour 9
- Post by: AKI
- On: 10月 5/07
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9/23。
今日はShinonのバースデーでもある。
そういえば重慶や北京で迎えたこともあった。
7:00起床。
8:00朝食。
とりあえず午前中を有効に使おうということで9:00から部屋RHをすることにする。
始めてしばらくすると携帯がなる。
Van Anhがロビーについたという。
「え?アポは今晩でなかったの?」行き違いで今来てしまったらしい。
RHを中断して打ち合わせに向かう。
彼女は新聞記者で昨年もコンサートのことを大きく取り扱ってくれた。
あわせて現状のベトナムのことなどをいろいろ聞いた。
ベトナムは仕事をすぐに変えてしまう人が非常に多い。
前に進んでいるという解釈もできるがいちいち担当者が変わるのもどうなんだろうと思う。
その後RHに戻り11:00に早めのランチ。
14:00に坪田さんが迎えに来てくれて会場へ向かう。
会場は青年文化会館。
文字通りHCMCの若者が集うところだ。
ホテルから10分もかからないのであっという間に到着。
楽屋口から入るとすでに立て込みの仕上げの段階に入っていた。
アンプを確認し、ドラムを置く台などを確認してからRHに突入。
しかし、これが予想以上に時間がかかった。
最初にモニターがステージの端にセットされている。
中国でよく見るセッティングだ。
PAの機材はあるのだが、まだそれを使いこなすだけの経験がないのだろうか、音は薄く、ハウリやすくなっている。
音決めにかなりの時間を要してしまった。
そんなちょっと停滞した雰囲気の中HienThucがきた。
やはりアイドルということで存在感がある。
自己紹介をすると思いっきり至近距離で覗き込まれてちょっとビックリ。
目が青かったので印象的だったがVIVIちゃんに聞くと「カラコンでしょ」とあっさり。
なんだ、そうなのね。
彼女のヒット曲を僕らなりにROCKアレンジしての演奏でちゃんと歌えるかどうか心配だったが、そこはベトナムの人気歌手。
一発でこなして問題なくRHを終了できた。
その後も僕らだけのRHを続け結局3時間くらい費やしてしまった。
結構疲れた。
一段落したころにshinonへバースデーケーキが到着。
坪田さんに用意してもらったこのケーキ。
イチゴが満載でとっても見た目カワイイ&おいしかった。
いいなあ、祝ってもらえて。
なんとなくRHの停滞感もこのケーキで和まされてみんないい雰囲気でホテルへ戻る。
一日3回くらいシャワーを浴びないとだめな感じ。
体力も奪われる。
ホテルのそばのPho24で軽く夕食をとった。
戻ってみるとロビーにタンがきていた。
タンは昨年の末に行ったコンサートの主催者VNAHの担当者。
僕らが来るということで逢おうと話していたのだ。
前回はかなりバトルを展開したが今では旧知の仲。
うれしいよね。
ここの人たちは本当に約束を守る。
もちろん、他人には超厳しく適当なのは仕方がないのだが一度なんらかの関係があるともう親密な友人に変化する。
今日のコンサートにこれないので明日の朝ごはんを一緒に食べようとわざわざ言いに来てくれたのだ。
あいにく明日は朝から出てしまうのでだめだったが、明日の車の手配などいろいろしてくれて本当に感謝だ。
次に会うときには一緒に飲みたいね。
そんないい仲間だ。
そして、うれしいお知らせとして明日のドライバーとしてトンがきてくれることに。
HCMCに到着したときから連絡を取っていたが、仕事ということもあり彼にドライバーを頼めるか不安であった。
やはり彼に頼みたい。
そんな思いが通じてみなテンションアップ。
前回からのネットワークは100%生きている。
19:30再び会場入り。
すでにイベントは進行している。
バンドの演奏は僕らだけのようで一応メインアクトとして迎え入れられる。
責任重大である。
楽屋で着替えるとまもなくソデに待機するようにと指示がある。
そのころにはHienThucもスタンバイしていた。
RHのときのかわいさが一転。
超ミニのゴールドのスパンコール衣装。
す、すごい。
髪の毛もアップにしていて、貫禄がある。
いやありすぎだ。
ベトナムってこういう感じが受けるのか、といまさらながら再認識。
がんばろうとお互いのテンションを高める。
会場を見渡すと満員のお客さんだ。
いよいよこの時がきた。
昨年やりきれなかったステージを今辻褄合わせしよう。
MCが入りバンド名が会場に響いた。
Please welcome GYPSY QUEEN!