新年も近い
- Post by: AKI
- On: 1月 18/09
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日本が正月を向かえアジアの国々も新年に入る。
アジアの場合1月1日はそうたいしためでたいことではなく、これから始まる旧正月がメインだ。
大体4月まで続くんだよね。
つい先日、その第一弾としてベトナムの新年会が始まる。
ここ数年交流を持つことが多く、いろいろな人にあうのだが、ベトナム関係の人の比率が増えてきたなというのが実感だ。
前回、たいそう大変な目にあってきたベトナム。
決して、100%楽しめたとはいえなかった。最後が良い終わり方をしたとはいえ、細かいことを言う人であればなんとでも言える対応だった。
それが政府関係の人が絡んでいれば国に対する批判になるだろうし、そうでなくてもベトナムが、ベトナム人がと言うことになるだろう。
実際、そうして国を非難する人のいかに多いことか。
まあ、非難しても始まらないしね、とおもいつつ、そんなことを聞かされることが多々ある。
ただ、今回はいやなことの数よりもそれを嘆く、それを批判する、それについて謝罪するベトナム人が圧倒的に多かった。
彼らがみな口にすることは「こんなことはあってはいけないことだ。ベトナムを代表してお詫びする」ということ。
それは共通だった。
僕にその反対のことができるだろうか?
日本にきた外国のアーチストが日本側のなんらかの理由でトラブルに遭遇したとき、どんな対応をするだろうか?
大変だねとはいうよね。
でも、日本を代表してお詫びするというんだろうか?
本当に失礼なことをした、お詫びにはならないかもしれないけれど君たちみんなを夕食に招待したい、といってもてなすだろうか?
きっと、ぼくらはいろいろお世話になっているし、それなりのことをするだろう。
でも、そんなときに「僕らの責任ではないしね」といってしまうことがあるような気がする。
このベトナムの友人たちはそうではなかった。みな、心から、なんとかしたいとおもって考え動いてくれた。
それがこの前のツアーのすばらしき不幸中の幸いにつながった。
そんな国との出会い。
だから、僕は心から喜んで彼らの国の新年を祝うことができる。
よかった。
そういう気持ちで入れることに、そういう気持ちにさせてくれた彼らに感謝したい。