2009年 日本メコン交流年
- Post by: AKI
- On: 1月 22/09
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年も明けて年末のツアーの整理も一段落。
ライブに新年会にということで相変わらずあわただしい中、今年のテーマというべきレセプションがあった。
中曽根外務大臣の主催する当パーティにGYPSYQUEENもおよばれ。
といっても演奏をするわけではなかった。
今年は日本メコン交流年といってまあ、メコン川流域の国々と日本との交流を促進しようというもの。
今までそれぞれの国とは個別に付き合ってきたが今年は複数国をまとめた形のものである。
この主旨、僕は非常によくわかって、メコン流域の国々は結構つながっているということを常々感じてきた。
もちろん国境はあるが民族的なつながりは南北より東西に広がり、たとえばモン族はタイ、ラオス、ベトナムに広がっているわけだし、そういった意味でメコン川の流域に住まう人たちと日本の交流ということを考えると意義深いわけだ。
今でこそタイ、ベトナムの急成長のおかげでアジアの経済は注目を浴びつつあるがまだまだ、未開発の部分やこれからいろいろ整備していかなければいけないところがたくさんある。
そんな国に対して思うのは日本が経験したこと、良いことわるいことなどをひとつの手本として伝えることができればいいんじゃないか、と。
これは音楽というよりも経済、政治についていえることだ。
観光業を成立させるためにも観光資源の保全は重要だし、企業の誘致のためにも人材の確保が必要。
それには語学の教育が不可欠だったりする。
そんなASEANの中の特にメコン流域については僕らも非常にお世話になっている。
このエリアでのスタートはラオスであり、ラオスとの交流は僕らの音楽人生の中で大きな岐路にあったといえる。
このパーティで各国大使といろいろな話をした。
思えばミャンマーはまだいったことがないし交流を持ったことがないのでわからないがラオス、カンボジア、ベトナム、タイといった国々の人たちとは会って話すことが楽しい。
何よりもあった瞬間に飛び込んでくる格別な笑顔がちょっとつかれた僕らの気持ちを綺麗にしてくれる。
そして、このメコン年に僕らも参加することになった。
最終的なスケジュールがきまらないまま、まずは第一弾としてラオス、カンボジアに向かう。
来月スタートということでこれからぎりぎりまで中身の話が続くだろう。
カンボジアでは日本人のロックのコンサートは例がなく、どうなるかとても心配である。
それでも、きっといってみればどうにかなっているのだろう。
なってなければなんとかする。
重要なことは何かを始めることにあるからだ。
今年一年日本とメコンのために何かができればと思う。
結果は遠い先、一年後にわかる。
この言葉を持って旅に出よう。
シンカムオン、コプチャイライライ、オークン、コップンカップGod Bless the mekong river