saigon 1
- Post by: AKI
- On: 12月 6/15
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GYPSY QUEEN ROAD TO ASIA #46 -Initiative-
2015/11/11-23
2015/11/11
2130自宅を出る。羽田出発の際には最近恒例のリムジンバス。22:00サンシャイン発のバスに乗ろうとしたらタクシーがあっという間に来て21:40には到着してしまった。まあ、余裕があるのはいいことだけれどね。うーん、寒い。この感触覚えがある。そうだ、去年もまったく同じ状況だった。外で待つのは寒いのでプリンスホテルロビーで待つ。ここはさまざまな国の人で溢れている。外国人の観光客が増えてきたということを実感できる場所だ。そんな観察をしているうちにバスが到着。定刻どおり出発して22:50には羽田に。早いね。
今回の一行は計5便に分かれての渡航。先発隊は4名のみだ。その先発隊と一員として大学時代の旧友池田聡と共に羽田から飛び立つ。あれから何年がたっただろう?今こうして同じ舞台に再び立つことが出来ることが嬉しい。チェックインもスムーズにすみ24時。フライトは01:25とまだまだ長い。カフェで時間を費やし明日から起きることへの備えを復唱する。帰国は11月23日。もうずいぶん先のことだ。このイベントがどういう形になれ時が全てを更新してきてくれる。明日からできることをすべてやってやろう。0125。JALにてホーチミンへ。日系ならではのきめ細かい清潔さに心地よさを感じ久しぶりの長旅にでるのだ。
今回はJapan Festival in Vietnam 2015を開催するための渡航。そして、それだけではなく現地企業の方々との交流や現地アーティストとのレコーディングやパフォーマンス、そして和僑会世界大会がここホーチミンで開催されるので出席させてもらうことにした。簡単に言えばそんな感じだがその一つ一つが結構骨が折れる。テンパルほどではないが多少のキャパオーバーは否めない。それでも今までの関係からつみあがった今回のイベントの数々。Noなんて言葉は一切ない。全てやりきるのみだ。一つでもこぼせばそれは後にきりのない辞める理由になるだろう。なので一粒も残さないで完遂する。そんな思いをもって機内でターミネータの最新作を見る。後数時間でベトナム。I’ll be backだ。
2015/11/12
05:25まだ夜の空けないタンソンニャット国際空港に到着。あまり眠れなかった。まあ、2本映画見てしまったからね。快適だったJALから降りるとベトナムの香りがしてきた。そして暑い。またこの町に帰ってきた。そう思うとテンションも高くなる。お迎えのバンに乗ってホテルへ。宿泊は定宿となっているNEW WORLD HOTEL SAIGON。市内の中心地にあり、イベント会場とも隣接しているのできわめて便利だ。朝食をとりに行くと事務局メンバーがすでに食事中であったのでご挨拶をして参加。9時からのオールスタッフミーティングに備えている。いよいよだ。今年で3年目を迎えるJapan festival。日本文化の集大成をベトナムに紹介する最大規模を誇るイベントなのだ。
3年目となるとテンポよく作業の報告がされているのがわかる。それぞれのセクション全て大事だがとりわけ気を使うのが式典の取り仕切り。まさにVIPの集まるこの場は成功させるしかない。失敗や中途半端な式典は事業全体のマイナスになるばかりか参加する全ての人を不安にさせる。全体の進行はおおよそ順調ということで会議は終了。チェックインをして早めのランチに向かう。
ホーチミン市内は相変わらずの交通状況。すっかり慣れてしまったが初めての人にはまだまだ危険に感じるこの状況は改善の必要がある。初日ということもあり体力抵抗力のあるうちにローカルフードを食べようと思い、前から行きたかった蜆ご飯の店Chao Jiaoに向かう。ベンタイン市場の中を横切ると「これぞ市場」という雑多な香に包まれる。この市場の中でありとあらゆるものが売られそしてたくさんの人々が生活の場としている市場。途中鮮魚を売っているエリアはそのにおいも激しくちょっと僕はだめな感じ。そそくさと市場の反対側に通り抜け目的に店へと向かう。それにしても蒸し暑い。ホーチミンはこの時期、雨季と乾季の変わり目に入る。もう少しで乾季。そんなときだからまだまだ暑すぎるのだ。
お店に入るとすぐにコムヘンとカフェスダをオーダー。スパイスの効いたしじみご飯と練乳入りの甘いカフェスダがいきなり僕をベトナムの路地裏世界につれてきてくれる。すでに日本の余韻はない。これから10日間以上ここで暮らすのだ。昼食を終えホテルに戻りスーツに着替えGEM Centerで行われている観光フェアに向かう。
GEM Centerは最近出来たコンベンションホールとのこと。僕も初めていく場所だ。ニューワールドホテルのロビーに13:15集合。バンに乗って20分弱で着いたGEM Centerは想像を超える豪華な仕様の展示会場でその装飾などベトナムのイメージを大きく変えるものとなっている。
この3階のホールで観光庁、JNTO主催のマッチングフェアが行われている。実行委員長の挨拶に同行なので詳細のプログラムを見ることが出来なかったが、両国とも50程度のブースを出しビジネスマッチングを行っている。日本から60万人以上、ベトナムから10万人弱の行き来がある両国(ちょっとざっくり数字だかこんなもんだ)の交流を促進する一番分かりやすいことは観光。政府としてもここにちからをいれずに何をすると言うものだろう。熱気あるセミナーが繰り広げられていた。
式典が終わりすぐに会場に戻る。17時。まだ会場は仕上がっていない。とはいえいいテンポで動いている。それでも気になるところが多々あり、細かい確認事項が思ったよりもあることに気づく。それを直接会場側のスタッフと詰めなければいけない。全体の枠組みはいいのだけれど、その瞬間誰がどう動いてどうつながるかという詳細が資料にまったくないので気になった。ただ、かなり以前から体制を組んでいるようなので余計な口出しは無用と思って現場側に任せて進行についてのみ確認を行う。
進行だけとればとてもシンプルだ。登壇者が登壇して挨拶をして国歌斉唱があり、テープカット、フォトセッション。それだけの流れである。会場はまだ設営中。それでも例年よりはスムーズだ。とりあえず今日のできる作業はここまで。ホテルにもどると待ち合わせをしていたさおりちゃんとリンさんが待っていた。