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saigon 2

さおりちゃんは2年前に会ったベトナム人。その時は「来年日本に留学に行く」といっていた。そして昨年神戸に留学、そして今ホーチミンに帰ってきている。日本が好きで日本語が堪能な若い人がたくさんいる。これも僕がベトナム語が上達しないゆえんか。何でも日本語でとおってしまうのだ。そして、リンさん。今回のコーディネートを引き受けてくれた。どうしても日本の企業のものの進め方とベトナムでは異なる。クライアントが日本の考え方であればそれは仕事としてそこに従うまでだ。しかし、そのやり取りの軋轢によっていくつかのトラブルが生まれたり、もっと大きな問題に発展することもある。ベトナム人は日本人と比べてお金だけの力で頭を抑えることは出来ない。もちろん、僕も丁寧に進めてきたが、現地アーティストとのやりとりをするリンさんのココ数ヶ月は本当に大変だったに違いない。それを根気強く努めてくれて本当に感謝だ。

 

さて、初日ということでまずはBBQに行こう!となって出発。レタントンの5Ku Stationに行く。このフェスをもっと拡げたいこと、もっとベトナム人と連携したものにしたいなどお互いの将来の夢を話す。彼らのやりたいこともたくさんある。言葉にすることによってより現実感を映し出そう。そろそろshinonが到着する頃になったのでホテルにもどるとshinonは到着していた。今回はみなスケジュールがばらばら故、現地集合感が強い。machaにいたってはこの後のフライトで来る。まるで輪唱をしているような渡航スケジュールだ。昨晩からあまり寝ていないので今日は早めに終了。いよいよ明日から本団が到着する。そして様々なミッションも同時に動く。

 

このフェスを成功させるためにも明日は全ての事を自分の責任であると思って動いていきたい。その後、KHANHNGOCと打ち合わせ。明日の開会式の重要さをしっかりと伝える。いい加減な人ではないが、そこは日本とは違う。会場入りがちょっと遅れただけで命取りになる。進行上はなんとかなっても僕にとっては命取り。決まった時間に決まったとおりの事をやる。それは世界標準だろう。そして、「あなたがこの重大な役目につくのですよ」とKHANHNGOCにその演者に選ばれたことを説く。ものすごく理解してくれて打ち合わせは和やかに終了。よかった。あとは明日を待つのみだ。

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2015/11/13

07:00朝食。いよいよ始まる。朝食にあわせて簡単なミーティングを行い本日のプログラムが動き出す。まずはファミマさんと打ち合わせ。本来、本日の午後入国後にファミマ店頭でJFVの紹介と共に時東ぁみちゃんのイベントをやる予定だった。しかし、準備不足もあり、一旦日程を変更するということに。そして今この時点でスケジュールは確定していない。しかし不幸中の幸いか、本団の到着が大幅に遅れるという連絡が入ったのだ。。ベトナム航空のシステム障害があり3時間の遅延。よかった。もしファミマで「本日開催」の告知をいれていたら僕がぁみちゃんの変わりにファンミーティングをやらなければならないところだった。まあ、それはないが後処理に追われることは必至。その時間の短縮が出来たこと幸運と思う。ファミマさんには現在のフライト状況を話し、日曜日の朝に開催することに決定。これでまずは一件落着である。

 

その後マチャも合流しランチへ。ランチはベンタイン近くのリトルスプーンへ向かう。ここはオムライスがおいしい店でランチセットなんて日本のものにとても近い。量も半端なく多いので大満腹であった。ホテルに戻ると来週末におこなわれる和僑会の機材の手配の確認だ。元々主催者にお願いしていた機材だが、手配できないのでこちらで探してほしいとの事。そして予算もあまり多くはない。ここもリンさんに奔走してもらい機材の手配が何とかできた。危なかったよ。日本にいるうちならいくらでも動けるが現地入りしてしまうとどうしても動きが遅くなる。そんな時に頼れるリンさん、ハンさん。コストも落としてくれた。なんて素敵なプロデューサなんだ?

 

難関と思いきや一挙に解決してしまったので少し休憩時間が出来た。そして夕刻。会場入りするとすでにステージのスタンバイは進んでいた。国歌斉唱のリハーサルを行う。ベトナム側はKHANHNGOC、日本側は池田聡。抜群の歌唱力の2名なので何も問題はない。問題があるとしたら急な変更があった場合のリレーションだ。そこさえクリアすればことは万事うまく進むだろう。あるはずの楽屋がまだ組みあがっていないため、2人の歌手には倉庫代わりに使っていたブースに入ってもらう。申し訳ないのでリハーサルを無事おえたあと一度解散することにした。「必ず1630には会場に戻って」。ここが最も重要なことなのだ。

 

そして開会式の準備。だが実際にみるとかなり仕上がりとは程遠い。ステージのイス、ネームがばらばらで最新の登壇者スケジュールも怪しい。最後の最後まで変更は入るのだが、今時点での混乱は本番に影響を出してしまう。着席とテープカット。2つの異なる並び順に備えなければいけない。そこに連絡はいる。そんな時、本団から無事ホーチミンに着いたと。よかった。何とか間に合った。うまく進んでいる。というより何とかなっている。

 

1630を回り会場にVIPが到着。ベトナム外務省のDUYさんが細かく指示を出してくる。それも直接スタッフにいうのでスタッフはどうしようかと悩んでしまって結果作業に遅れを生じる。まずいスパイラルだ。VIP控え室にはベトナム側の大臣を始め、日本大使館、その関係各所から大勢集まってきている。すでに20分ほど押している。このあとのプログラムを考えると一刻も早くスタートする必要がある。

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