Vietnam tour 11
- Post by: AKI
- On: 10月 7/07
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9/24
5:00起床。
またもや真っ暗な朝。
果たして昨晩みんな寝ただろうか?
一足先に退散したのでちょっとその後の盛り上がりが気にかかる。
6:00集合。
およそみんな時間通りに集まる。
ほんとこのバンドのメンバーはえらいと思う。
絶対に個人のわがままで動かない。
具合が悪いだの眠いだの、旅が続けば言うものだしやさしい日本の文化の中では「調子が悪ければ許される」風潮すらある。
でも、団体行動にそれはないというのが僕らの持論。
相手あっての行動の中ではすべてが自己責任で動く。
トンとの久しぶりの再開。
うれしいね。
あの笑顔が返ってきた。
およそ昨年ベトナムで会った人すべてにあったことになる。
これって僕らは本当に幸せなんだな。
「また会おう」を実践できるなんてね。
そんなことだから打ち上げ翌日の早朝でもテンションアップ。
いい感じだ。
6:15ホテルを出発。
今日はブンタウに向かう。
さすがにこのタイミングで食事はできないと見越していたので初日の経験を活かしてしばらくしてから食事をしようということになる。
VIVIちゃんがトンに説明する。
「みんなもうちょっとするとおなかがすくのでおいしそうなお店があったらそこで一緒に朝ごはんね」
うむ、高度なベトナム語だ。
こんな会話到底できない。
それでもVIVIちゃんと意思疎通が抜群のトン。
予定通りバイク祭りの市内を越え8:00。
街道沿いのフエ式のphoの店に連れて行ってくれる。
今回、何度もPhoを食べたがここのPhoは格別にうまかった。
フエ式ということでちょっと辛め。
それが二日酔いの胃に丁度いい。
テーブルにみんなそろって本当に長年旅をしてきた仲間のように特に気を遣うこともなく、普通に食事をしている。
もちろんトンも一緒に。
この風景忘れられないシーンになるね。
そしてしめに定番のミルクタップリのアイスコーヒー。
価格も8人で146000ドン。
これは極楽だ。
店を出て今日は15時までに空港に戻らなければいけないことを告げる。
OKサインをだすトン。
そして一路とばしてブンタウへ。
助手席にはmasao。
なぜかこの名コンビの会話も面白い。
いつも通訳をするshinonは後部座席で睡眠中。
道案内にもっとも適していないmasaoがこのときばかりは名ナビゲーターに変わる。
8:40。
転寝から目を覚ますと「もうすぐビーチだよ」とトンに言われる。
そして数分後ブンタウの街に入りその景色は思いっきりリゾートに模様を変えた。
広がる海!青い海はどこまでも青く白い砂は透き通るほど白い。
遠くに見えるタンカーが美観を損ねる感じだがここは石油の基地でもあるので仕方がない。
それでも、ビーチ旅情を満喫するには十分である。
砂浜まで降りるとやはりめっちゃ暑い。
遠くで地引網をやっているのですかさず見に行くと小さな小魚のみ。
ちょっと残念。
あまりの暑さに長時間は耐えられず、木陰のカフェ(というよりも露天売店)でお茶をする。
こうしたのんびりとした時間ってツアー中に皆無なのでみんなもリフレッシュできるだろう。
当然だが地元の人しかいなくて、トンは普通に会話をし始める。
なぜか、それに混じる僕ら。
ベトナム人の素朴さ、人のよさを感じる一瞬だ。
以外に静かな街中を越えてそろそろランチだ。
最後はたっぷりえびを食べようということで海沿いのレストランでエビ(トム)を10kg購入。
それでも16万ドンだから1000円ちょっと。
感覚狂うよね。
その店でそのまま調理してもらう。
水槽には海蛇とかいて「これはうまいよ、どう?」と勧められる。
当然NO。
そのほかなんだかいろいろな模様のある貝みたいなものも進められたがこれもNO。
食に関してはスーパー保守なんです。
でも、みんなは食べたかったかな?
ハエがやたら寄ってくるんだけれどトンがなにやら香水のようなものをテーブルにたらしたらみんないなくなった。
何の液体だろうか?
そのあと店員にとがめられていたので(ここにたらさないでよ、みたいな)きっとかなり強い液体なんだろう。
まあ、おかげですっきりとしたテーブルでみんなトムを無心に食べ始めた。
なんだか甘くてすごく新鮮。
ベトナムのいいところってこういうリゾートにもあると思う。
12:30になり、そろそろ出発だ。
遅れることは許されない。
飛行機は待ってくれないしね。
さしたる心配をすることもなくガンガンに飛ばしたトンのおかげで14:40に空港に到着。
ちょっと早すぎるくらいだ。
そこからmachaのみ帰国。
便の関係もあり彼だけこのあと台北に一泊して帰国となるのだ。
初めてのお使い状態machaは心配気味。
でも、なんだかタイペイのガイドブックとかを手にしている。
無事帰れますように。
みんなで見送り僕らは市内に戻る。
このあと16:00にはANAの大竹さんに会いに行くことになっている。
大竹さんも昨年のコンサートの時に知り合った方だ。
場所はメインストリートに聳え立つオフィスビルの16階。
身なりの汚いバンドマンの来る感じではないのでいささかみんな緊張気味。
そんな僕らを一年ぶりに大竹さんは迎えてくれた。
いろいろHCMCのことを教わる。
これが本当に役に立つのだ。
明日帰国するのだけれど今回聞いた話はこれからに大いに役立つ情報だ。
一通りの予定をおえて僕らは2組に分かれる。
エステ組みとベンタイン市場組。
僕は楽器を見たりしたかったので迷わず市場組へ。
小さな商店という感じで楽器屋がありいろいろな民族楽器をためさせてもらう。
弦楽器はその音の鳴りについて経験値が必要なのでNG。
本当はパーカッションのようなものがあればとおもったがなかなか見つからなかった。
そういえばベトナム独特の楽器ってなんだろう?
考えてみると思い浮かばなかったりする。
ラオスやタイは比較的打楽器系で表現するものはあったんだけれどベトナムについては良くわかっていない。
その辺も今後調べて行きたいね。
ホテルにもどるとSCCからTシャツが届いていた。
一昨日riverが「Tシャツ今はないから戻ったら届けるよ」と口約束で届けるといっていたもの。
本当にきちんとしているよね。
約束をきちんと守るベトナム人。
いいなぁ。