Shang hai Wakyo 2
- Post by: AKI
- On: 1月 5/17
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空港を出ると清水さんが迎えに来てくれていた。それまでメールでのやりとりをしていた人とここで対面するシーンも多い。今回もいろいろご手配に感謝。遅れたこともありすぐにそのまま日本人学校に向かう。圭三君も別チームがピックアップしてくれて会場に向かうことになり全員が集まるのが日本人学校となる。
1時間ほどで学校に到着。想像とは異なるとっても大きな立派な学校であった。校内は日本。まるで日本の小学校の雰囲気が漂う。何よりも1200人ほどの生徒皆日本人ということでいわゆる普通の学校である。今日はここで圭三君の大ヒット曲「ぼよよん行進曲」を歌って子供たちと交流しようという企画。細かいことは決まらない状況での渡航となったがついてみればもうばっちりで簡単な打ち合わせでイベントはスタートした。体育館に入ると1200人の子供たちで埋め尽くされている。
トークコーナーをという話もあったが、いきなり圭三君の歌で始まる。そして2曲目Choo Choo Trainを演奏。僕もギターで参加するがアコースティックギターでマイクの通りが悪い。まあ気にせずかき鳴らした。このテンポの曲で子供たちも動きが出てきた。でもそこからの事は想像をはるかに超えていた。圭三君のMCでぼよよん行進曲の話をする。今回は事前に練習をしていたダンス担当の子供たちがステージ前に出てきてくれた。まあこれはよくある。そして、曲が始まると。。
なんと全員立ち上がり、みんなでぼよよん行進曲を踊るのだ。そして、みんなが歌う。マイクを通した圭三君の声がかき消されんばかりの大合唱と踊り。体育館が揺れる勢いである。音楽の力は恐ろしい、こんな子供たちが一斉に同じ踊りを楽しそうな笑顔で踊り始める。音楽の力は偉大だ。この曲を書いた圭三君はやっぱりレジェンドなんだと感じた。興奮覚めたらない子供たちの間を退場しようとするともう収拾はつかずまるでプロレスの入退場のレスラー状態に僕ら3人はなった。
先生が子供たちをおしもどすところは愛嬌。いいな学校って。控室に戻り先生たちと話をして学校を後にする。この機会を作ってくれた武さんとは和僑会で知り合った。出会いが生んだ素晴らしい機会に感謝だ。そして僕らは総領事館に向かう。以前からそうだが各国にて日本を守ってくれる大使館。同じ日本人としてご挨拶に行く事は当然と思っているので今回も上海入りに合わせてご挨拶に行く事に。15時少し過ぎに到着し厳しいセキュリティチェックを抜け総領事館に入る。
忙しいスケジュールの中、片山総領事が対応をしていただけた。文化や経済に見識のある総領事で話一つ一つがとても豊か。有意義な時間であったと思う。来年は日中国交回復45周年。この記念の年に何か僕らにできることができればと思う。久しぶりの上海での出会いはとても意味がありそして感謝すべきことばかりだった。総領事館を出てホテルに向かう。16:30チェックイン。そしてとにかくおなかがすいているので打ち合わせをかねて麺を食べに行く。こばじゅんとはいつもwechatでやり取りしているがこうして直接話すことは大切。そして情報量も多い。明日の流れなどなんとなくわかってよかった。
一度ホテルに戻り準備をして19時湖南料理の店へ。ここは前回もきた懐かしい店だ。宴席が始まったころ、第二便のしのんは成田を出発。到着は深夜となる。
宴席では上海和僑会のみんなと今回の関係者、そして東京からのメンバーとなる。和僑会のメンバーとは昨年の11月の世界大会以来。Masaoと彼らがあったのもその時が最後でmasao自身の大きなライブもその11月の世界大会であった。みんなのアイドル(おじさんだけれど)masaoがどれだけ好かれていたかわかる。小西君は初上海ということでテンションが高い、圭三君も湖南料理を楽しんでくれている。こうして明日一緒にやる仲間たちと共に過ごす事はとても大切だ。一緒にものを作る。その絆は強ければ必ず大きな成果につながると思う。
懐かしい話、未来の話、難しい話、語りつくしても足りない僕らはワインバーへ。和僑会は今創業期から成熟期に移ろうとしている。この胎動はいろいろな変化やひずみを興すこともある。でも一つだけはっきり言える事。中華思想同様にぼくらは創設者の筒井さんに出会い上海の藤岡さんに出会い東京の三浦さんに出会いそして世界各地の人々へと広がってきた。この順番は永遠である。僕の大切にする順番はいつも出会った順。彼らとの絆は決して切れる事のない固い絆だ。23:30ホテルに。東京よりはちょっと温かい位の上海の深夜。