Shang hai Wakyo 3
- Post by: AKI
- On: 1月 6/17
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2016/12/17
6時起床。メールで深夜についたしのん、そして早朝に三便で到着したマチャの確認がとれたので一安心。8:45にロビー集合をして朝食に向かう。今日は上海のローカルなものをということでおかゆの店に行く。店と言っても露店であるがこういったお店がおいしい。普通の上海のOLも朝食をとっている。うーん生活スタイルが違うよねと思う。日本だったらありえないね。ホテルに戻り0950出発。
上海の中心エリアを抜けて会場ON STAGEのあるエリアに到着。ここは来年には壊される地域ということで工場の跡地をいろいろな企業が利用しているエリア。乃村工藝社や島津製作所などが並ぶ。とってもおしゃれなのに壊してしまうなんてもったいないね。カフェで少し休んで11:10リハーサルの為に会場入り。なんとなく遅れ気味なので少し急ぎで準備をする。サウンドチェックは大体本番では変わってしまうのでリカバリできるような環境かどうかを見る事、そして事前に音響さんと仲良くなることが必須。たどたどしい中国語だがコミュニケーションをとるには十分なのでとりあえず仲良くなっておく。
12:30にオープンし僕らは昼食に。今日は上海小龍包のお店へ。ここはもうThe上海という感じでいい感じ。勝手にテーブルといすをセットしてみんなで座る。本場の小龍包は何故かとってもおいしく感じた。14時。会場に戻りピーチ航空の井上社長のトークを聞く。わかりやすく面白いし、ピーチ創業の精神がとても共感できた。こうしてアジアで戦う日本のビジネスマンの底力はものすごいね。ほんと見習うべきものがあると思う。15:30僕らのステージがスタート。久しぶりの上海のステージだ。
ステージが始まるといつもと同じテンポで進んでいく。今回は新曲「大切な君の事」を準備していった。ちょっと悲しい歌だがこれはmasaoを歌ったものじゃない。それでも似たような感情になるのは自分の中にまだ受け入れられないものがあるということなんだろう。
久しぶりにやる曲もあり楽しくステージがこなせた。先日「あれAKIさんって譜面見るの?」とパッパラー河合さんにいわた。一人だけ練習をしていない気がして恥ずかしかった。初心に戻って曲をちゃんと覚えてから演ろうと思っていたけれどそれは次回からかな。2017年はそうしたいと思う。音楽を何でやっているかっていう原点に戻るんだ。
GYPSY QUEENのステージのあとはびびちゃん、こばじゅんにも入ってもらってmasaoの思い出などを話すトークコーナー。「和僑の風になれ」という歌もそうだが何かをやるにはきっかけがあり背中を押してくれた人が必ずいる。そんな連鎖の中で生きている。話が尽きないほどのエピソード。Masaoの想いではその時その時はイラっとすることが多いのだが、なんというか人間味あふれる男でいつも僕が本当に困っているときに助けてくれた。きっとそんなことをみんな知っているんだろう。みんなに愛されている分だけで充分わかった。
こうして彼の為にこの時間を作ってくれた上海和僑会のみんなには心より感謝だ。この恩はきっと忘れないだろう。僕が代わりに恩返ししておくよ。
ステージが入れ替わり中西圭三君のステージ。圧倒的な歌。この歌の素晴らしさはもっと世の人に伝わるべきだと思う。小西君とのコンビネーションもばっちりだ。当たり前だけれどすごい。そして、最後には僕らも入りセッションスタイルで彼の生んだ名曲「choo choo TRAIN」で締める。
イベントの最後はもちろん「和僑の風になれ」でフィナーレを迎える。今回はスペシャルバージョンということで圭三君にも参加してもらうという豪華バージョン。会場のみんなにも参加してもらって上海のステージは終わる。みんなありがとう。藤岡さん本当にありがとう!