JIAMUSI 1
- Post by: AKI
- On: 10月 21/18
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2018/10/12-15
GYPSY QUEEN Road to Asia#51
China Dream
10月12日
午前4時半。まだ夜中が続いてる。1日が終わる人。1日が始まる人が交差する時間帯だ。
5時に自宅を出て、眠る講談社の脇から高速へ乗り一路羽田へ。この時間なので渋滞にはまることもなく羽田空港には5:26についた。早いね。眠らない空港内もさすがに閑散としている。今回のフライトは久しぶりの中国国際航空。ANAとのアライアンスで何かかわったのか確かめたい所でもある。サービスが良くなっていればいいのだが。
そこそこ混んでいるカウンターで結構時間をとられてしまい、チェックインして搭乗ゲートへ向かう。146ゲートにつき時間があればコーヒーでも飲みたかったが06:40の搭乗時間も間際。起きてからここまでばたばただったので一息つきたかったよ。
今回は07:20発のCA422便で一旦で北京を目指す。その後、国内線でジャムス入りすることになる。羽田も離陸渋滞は日常。今回も少し遅れ気味にテイクオフ。北京へは4時間のフライトだ。朝鮮半島にさしかかるあたりでかなり揺れる。このあたりは気流が安定しないエリアなのだろうか?いつも揺れる気がする。
CA422は古いタイプのA321。テレビもない、ということでやることがないのだ。最近は皆タブレットだからテレビはいらないと判断しているのか、単に設備としてないだけなのかはわからないが、この便はすこぶる暇だ。帰りも同じ便であると思うので期待できない。こういうところが残念な所でもある。途中朝食がでたがお腹がすいているのにおいしくない。うーむ、ANAとのアライアンス。。まあ関係ないってことだね。そしていよいよ中国領空に。しばらくすると機体は高度を下げ始めた。雲を抜け畑だらけの大地が姿を現す。
そして、11:05.北京時間で10:05到着する。あっという間だね。だからテレビいらないのか?扉が空き今年何度か目の中国に入国する。空港を出ると中国の匂いがした。ここで6時間のトランジットだが今回もフルにスケジュールを詰め込んでいるので移動もてきぱきとしないといけない。まずは荷物を受け取り一度出国。よく荷物が出てこないでもめるのだが今日はスムーズ。ベースもちゃんと出てきた。そして再度国内線に荷物をチェックインして空港を出る。時間は11:30を過ぎている。
空港線に乗って約20分。25元で三元橋に向かう。今日はここで打ち合わせが2本ある予定なのだ。三元橋につき、駅を出たすぐ隣のオフィスビルの3階にある「緑茶」というレストランに向かう。ここはまだ北京の中心とは程遠いがオフィスビルが立ち並ぶ便利感は半端ではない。拡大する中国経済。もっともっと拡散するんだろう。
ここでは北京和僑会の川崎さん、なるみさん、桂さんと反省会を兼ねて打ち合わせになった。空港でるすばんの周吉以外の4人で対面。元々和僑の精神に感銘して参加することになった和僑会。その組織にもいろいろなことがあったが創設者の筒井さんの言葉をいつも大事に思って「和」を大切に考えていた。その中で僕らがチャイナフェスティバルを運営することになった時に一番最初に一緒に動きたいと思った人たちがこの和僑会だった。日本と中国の架け橋となるひとたち。もちろん華僑もそうだ。両国のよさと大変さを知っている人たちで共同でこの事業を推進したい。そう思ってスタートした事業であった。
当初、和僑会も全面的に参加していただいたが、一回目の台風と総選挙の重なりで事業的にも費用的にも非常に厳しいものがあった2017年。それを受けての今年の取り組みは2回目とはいえ実質1回目に等しかった。今年は今年で様々な問題があったと思う。でも、問題があったことは悪いことではない。経験として改善することが重要で改善できなければそれは悪いことなのだ。だからこそ記憶に新しいうちに思い起こしで課題をクリアしたい。そういう意味もあり北京まででしゃばってきたわけだ。
話しているといろいろなボタンの掛け違いや、距離の産み出すミスコミュニケーションなど反省点はいくつかあった。それを糧として是非来年も一緒に取り組んで欲しい。そして、今年の課題をクリアするために一緒に行動したいということを伝えた。会長の川崎さんとは同級生。思いも伝わったと思う。来年はさらに強い絆で、一緒に行動できればと思う。
昼食のお店でもあるこの「緑茶」という店はチェーンながら雰囲気もよくナイスなチョイス。桂さんにご馳走になってしまいこちらも感謝。時間の関係でバタバタしてしまったが、ちゃんと話すことは話せて気持ちよく来年に向けてスタートしようということでお店を後にした。
そして、そのあとはマルキューのマネジメント三木さんとの打ち合わせ。こちらも今回の来日のお礼とそして次のステップについて相談する。今の中国は日本でエンタメをやろうという必要性がない。中国だけで充分なのでわざわざ日本に行く必要もないのだ。日本にあこがれているんじゃというのはちょっと前のこと。今の中国では何でも手に入るし、お金が回る国なので仕事には事欠かない。
何よりも日本の10倍の人口の国で勝ちあがってくる人たちだから基本的な能力の高さは保障済だ。その中で、日本に関心があるということが一つのファクターとして僕らは新しい取り組みをする。日本側のヒットメーカーとアジアの才能あふれるアーティストのコラボレーション。いつのときもコラボレーションを大切にして生きてきた。特にアジアにおける活動で最も重視したのはずっとずっとコラボレーションであった。そして今回、まったく新しいプロジェクトを立ち上げようとしている。その最初の一歩を一緒に歩みましょうという相談。そんな夢のある話で三木さんと盛り上がる。
帰りがけに中国で非常に有名な俳優渋谷天馬さんとご挨拶。北京にちょっといるだけでいろいろな出会いが生まれる。まだまだ話したりないが時間もあっという間に15時を回る。空港に戻らなければ。三木さんと別れてまた空港にトンボ帰り。15:45空港に戻り国内線乗り継ぎへゲートへ。間に合った。今回もあわただしかった。さあ、気持ちを切り替えてジャムスに意識を集中しよう。