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Reunion in Hanoi 2

2019/11/16
07:00起床。心地よい目覚め。0830に最上階のレストランで朝食。いわゆるこの手のホテルはみな最上階がレストランになる。食事はいまいちだが多分同じ一行だろう。日本人も多くジャパンフェスの雰囲気になってきた。この時はまだ会話もしていないが。0920にホテルを出発し、0940の式典に備える。ホアンやフン大使の懐かしい顔も見えてくる。ダブルウイッシュは開会式の後のステージなのですでに会場についていた。

 


久しぶりの再会の人たちと開会式典を過ごす。じりじりと熱い野外での開会式。ちょっと長いかもしれない。自分がやるときには考えないとね。式典も終わりAKBとSGOのステージがあるというのでもうしばらく会場に。AKBは人数も少なく観客も多くなかったのが意外だった。それよりも大したことのないと思っていたSGOのほうがダンスパフォーマンス含めてよかったことにびっくり。たいてい各国のこの手のグループはあまり期待していないのだが、ダンスの切れなど、その前にでたAKBよりも明らかに良かった。お客さんもそちらに目が行った。それでも、マックスの盛り上がりでも観客がこの数ではと思うと本番が不安になる。まあよい、僕らのステージは僕らなりに盛り上げよう。

 

プログラムは押しに押して1150ようやくダブルウイッシュの出番。彼らの芸をステージでちゃんと見るのは初めてだが、おもしろい!そして難解といわれるベトナム語がちゃんと通じていることにもびっくり。ネタも日本人ならではのあるあるネタを披露してくれて純粋に面白かった。

 

最後まで見ていたかったが、リンくんとの待ち合わせがあるので会場の外に出る。ホアンキエム湖の周りは休日は歩行者天国になっていて人でも多い。会場の中より多いくらいだ。湖畔に出ると風が気持ちよい。もう少しすればベストシーズンだと思う。そうしているうちにリンくんも20分くらい遅れて到着して、万事ちょうどよい時間になった。一緒にリン君の奥さん御友人の経営するブンボーの店に行く。

 

 

ベトナムローカルフード。風呂場の椅子のようなテーブルとイス。いいね。まさにベトナムを満喫だ。食後に今日の夕食の場所を探しに行く。ハノイも被災ぶりなので土地勘もなくなっているのでいろいろ見聞を深めておきたい。メインストリートのレストランを探しにいく。目の前の噴水の広場に来るとハイランドコーヒーの大規模ステージが目に入る。20周年の記念のステージで今日はハノイ、明日はホーチミンという。そばに近づくと大音量が聞こえてきた。「これMINじゃない?」だんだん聞こえてくるリハサウンドを聞くとあの軽快な曲が聞こえてきた。ベトナムの今最もホットなアーティストMIN。彼女とは一昨年ダナン・ホイアンで共演してからの仲。特に日本語を話すことがすきでそのネイティブな発音はアーティストらしく耳の良さが物語っている。その時にどうやって日本語を覚えたの?と聞いたらアニメを見ておぼえたというので、その発音の完璧さんにびっくりした記憶がある。会場はステージから警備ラインが結構離れていて、わからないかなとも思った。だが、わからないときはGOだ。

そんなときに声をかけない自分ではない。すかさずリハの曲と曲の間に「MIN!」と叫ぶ。奇跡的になんとなくわかったんじゃないか?こちらを向いて会釈する。きっと彼女も「あれって?AKI?」とおもっているだろう。そのあとすかさずメッセージをするとやはりわかっていて、なんでハノイにいるのというやり取り。僕らもフェスでハノイにきていてステージが1930に終わることを告げると「私は2030からだから見に来て」という。僕らのライブも終わってちょうどいいタイミングじゃないか。そして完璧な夕食会場をGetしたわけだ。うーむ、これは奇跡。導かれた奇跡感がむんむんするぞ。暑い中歩いてだるかったがなんとなくテンションも上がってきた。

 

1430ホテルにもどりしばしフリーな時間があったので近くを散策。ローカルなカフェでカフェスダをいただき、ついでにマッサージにも行き満喫してホテルに戻ってすぐに出発。あわただしいがフルに時間をつかえた。1700にホテルを出て会場に向かう。街は人であふれている。ハノイの勢いを感じる。楽屋は入り遅れ気味なスケジュールを聞き、いよいよ僕らの出番だが、セッティングがものすごく時間がかかってしまう。通常10分以内には音が出せるのに20分はかかった。上がったテンションを落とさないようにと気持ちを整える。

 

そして1750.ステージが始まる。最初はGYPSYQUEEN。盛り上げ役を務めよう。
今回も選曲はぎりぎりまできまらぬまま。会場の状況が見えないので、どの方向性がうけるかわからない。なので、日本語で行くパターン、ベトナム語で行くパターン、ロックで、ポップでと可能な限りの選択肢を持って行った。結局演奏曲は4曲程度だが、どんな形でもできるようにしておきたいと思う。観客がわかめのベトナム人ということで、ベトナム語で盛り上げることを選択。じつはこれが楽な選択肢でもある。でも、本当は日本語のオリジナルでわかせられるようにならないと。それは2002年に北京国際放送の小燕さんに言われた言葉だ。「中国語のカバーはだれでもできます。GYPSYQUEENらしい曲で中国人のお客さんを盛り上げてください」。その言葉はいまだ形になっていない。大きな課題だが、今の時代それができているアーティストはたくさんいる。まだまだ、ということなんだろうと思う。

GYPSYQUEENの後は河村唯ちゃんのバックの演奏。元アイドリングということでアイドルなんだが、そうでもない面も見れて面白い。なかなか性格がつかめなかったが、面白いことが分かっただけでも収穫だった。そして、曽根ゆきえちゃんの演奏。これはただのバックバンドというよりもちゃんとリハーサルも行い。バンド形式となる。彼女自身が普段バンドで演奏しているので、少ないセッション数ながらもよい形でのパフォーマンスとなった。そして1930.あっという間にイベントは終了。初日はいい滑り出しであったと思う。1945にホテルに戻り20時からは昼間に探したレストランで食事。そこまでに行く道がもう大変。人の波をかき分けて進む。そうだ、ここでは先ほどのminのパフォーマンスが予定されているのだ。

もう、見ている状況ではない。とにかく予約したレストランに落ち着く。ダブルウイッシュの話を今日もいろいろ聞かせてもらう。特にステージを見た後なので聞きたい事もたくさんあった。ベトナムで活動する事の悩みなどリアルな話がどんどん出てくる。日本にいては分からないことがたくさんある。こういう話は本当に勉強になる。進歩の速い国の事だから、以前は、という言葉は全く参考にならない。そんな中、ビルの6階でも響く音量と特殊効果が続く。それは日本ではありえない大きなイベントだ。大音量のイベントの最後はMINだ。パフォーマンス力、人気とも今やベトナムのトップ中のトップに上り詰めたMIN。イベントを締めくくるには最高のラインアップであったと思う。イベントが終わるとさっといなくなるのがベトナム人。帰りにホコテンで遊ぶ人たちに混じりダーカウにトライするが思ったより難しい。というよりもちゃんとあたらない。

これはまずいぞ。運動音痴ぶりを発揮して少しテンションが落ちてホテルに戻る。22:30ホテルに戻って今日の反省会。いろいろ難しい環境でも備えてやることはやらねばいけない。スタッフの動きが悪いので僕らが自分である程度準備をしないと間が持たなくなったり、時間が押してしまう。そうなるとイベント全体に迷惑になるので極力自分で動こうと話す。モニターもほとんどあてにならないので、そこにはたよらない。など基本的なことを確認する。曲も変えていく事にした。どんな環境でも盛り上げるのが使命であればそうするしかない。その選択肢を間違えなければいい。2350部屋戻る。いろいろやらねばいけない事も満載で0200就寝。

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