PLAY THAT FUNKY MUSIC
- Post by: AKI
- On: 12月 3/07
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タイのコンサート向けのリハーサル。
メインステージで行うものだけではなくシチュエーションにあわせた楽曲の用意。
これがまた大変でもあり楽しくもありだ。
メインステージは日本とタイの交流がメイン。
楽曲も含め、エンタテイメント性が問われる。
それだけにいろいろな演出ありでステージを構成する。
それ以外にもそれぞれの町で行うライブ。
これはもう、普通に地元の普通の人がくるライブなわけでそれぞれの狙いは異なる。
タイにいったからタイ人だけがターゲットではない。
白人しか来ないような店だったりすると英語曲のカバーは必須。
タイ人の集まる店にしてもバンコク(いわゆる都会)のタイ人に向ける歌と、ローカル色豊かなタイ人に向ける楽曲では異なる。
その辺をある程度想定してセットリストを組むのでこれまた膨大な量の曲数になったりするわけだ。
そしてさらにその日の会場についたときの雰囲気で曲をかえたり、最終的に(じつはこのパターンが一番多い)「ステージの上で3曲目くらいに残りをどうするかきめるので良く僕を見ていてほしい」なんてことも。
実際そうなんですよ。
時間帯によって客層が異なったり、たとえばばんばんにロックでいこうとしたら、なんとなくお客さんがrockになれていなくて途中からつらそうなんで急遽曲を変えてアコースティックに転じるとか、その逆とかね。
昔、香港でライブをやったときに、中国と同じ感覚で中国語の曲を用意してステージに上がろうとしたら「全部日本語でやってくれ」なんていってとまどったこともありました。
そのころはいきなり変更されることに対して「そんなんじゃ準備のいみがない」とか「きちんとしたステージでができないよ」なんて甘いこといっていた。
今ではみんなもなれてその場の雰囲気を感じ取って楽曲を変えられるようになる。
ステージを構成するときにきちんとしたストーリをもって作り上げることは重要だ。
考えないステージはただの演奏に過ぎない。
でも、重要なのはそこにいるお客さんが楽しめるかどうかで、楽しんでもらうためには臨機応変な対応ができることが必須となる。
そんなわけで今回も数十曲の準備をして飛び立とうとしている。
思いがけずばりばりにコーラスの入った曲とかも準備したりしてメンバーも追い込まれた。
ぼくとまちゃ、まさおの3人もコーラスが入ることになってテンションも高まってきた。