World Heritage 6
- Post by: AKI
- On: 8月 26/09
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レセプションが始まった。最初に坂場大使と松田先生の挨拶を聞く。
出席者の顔ぶれを見ると日越ともにビジネス関係の方々が多いように見える。
僕らはエンタテイメントの世界でこのアジアとの関係のほんの一部にしか関わっていない。
でも、日本を動かす政府や官僚の人たちはノリや気分だけでは済まされない国の看板をしょってたってこの国で活動している。
それは僕らのやっている文化交流というものとは比較にならないほど重いことなんだろう。
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僕らにできるのはその文化交流というものの中で少しでもここの人の心を動かすことができるかどうかに励むだけだ。
小さな貢献ではあると思う。
気分で左右されてしまうことだってある。
だが、この席に呼ばれている以上、その役目は完遂しなければならない。
このレセプションに参加している人たちの笑顔がフェスティバルがおわったあと倍の笑顔になるようにがんばろう。
そんな気持ちに自然とスイッチが入る。
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会食はあまりに大勢の人に誰が誰だかわからないうちに進む。
こういう席の時にはきちんと挨拶をしたいタイプなのでちょっともどかしい。
とりあえずはダナン風の料理に舌鼓。
久しぶりに飲むベトナムのビールも格別で楽しい会だった。
時間は22時を過ぎ、
一行はホテルに向かう。
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今日のホテルはホイアンガーデンリゾートというホテルで会場から10分ほどに建てられたビーチリゾートだ。
そのホテルに向かう途中、日本では見れないくらいに低い位置に月が上がってきたことに気付く。
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この時間に月が出るんだ。びっくりだね。
月は半月で霞がかかり、赤く揺れている。
なんだかとっても幻想的だ。
日本でみる月とは違う。
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よく歌の中で「離れていても同じ月を見ているよ」なんている歌詞がある。
でも、同じ月でも場所が違えば見え方が違う。
同じと思うかどうかは結局人の気持ちしだいなんだなと感じる。
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今宵、フェスの参加者はみな同じ月を感じているだろうか?
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ホテルに到着するとちょうど会場チェックを終えたmacha、sakaiと合流。
どんな感じ?と聞くと停電がありチェックはあまりできなかったという。
まあ、しかたない。明日やればいいだろう。
とりあえずチェックインを済ませ、部屋に。この部屋がとても豪華でなんとバスルームはアウトドア。
いい感じだ。
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しかし、そんな余韻に浸ることなく集合。ようやく全員でミーティングとなる。
明日以降の行動を確認したり、やらなければいけない作業をこなす。
僕は恐ろしい睡魔でほとんど覚えていない状態。
うむ、疲れている。やばいぞ。
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そして、僕のだらだら感もあり、2時過ぎには打ち合わせも終了。
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部屋に戻る途中空には満天の星。
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環境は最高だ。
とにかく今日はねよう。
3:00就寝。