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Thailand Tour 11

ウッディと電話で話すと「朝一ではいけないがその前に話した通りアユタヤで会おう」といっていたそうだ。

どうも昨晩のshinonとのやり取りでこれない、という所だけshinonが聞き取ってしまったようだ。
彼のタイグリッシュもわかりにくいので仕方がないがちょっと申し訳ない。
ま、でも僕らはもうすぐBangkok。
それでも「マイペンライ」。
とりあえずBangkokに戻ってもらって落ち合おうということになった。

市内に入って渋滞はあったものの、スムーズに13:30ホテル着、荷物を一へやに移してウッディ指定のレストランに向かう。
しかし、ここで超大渋滞に見舞われる。
まったく進まない道。特に市内を横断するルートのために、大渋滞なのだ。
場所はチェンネル5のそばのシーフードレストランらしい。
ここでご馳走をしてくれるという。
アユタヤまできてもらって、それをすっぽかしているのになんとも優しい。
というか申し訳ない。

大幅に遅れて14:50到着。当然、そこでもウッディは待っていた。
最後の晩餐というかランチということで乾杯。
本当にみんなお疲れ様。そこからはウッディん独壇場で仕事の話を含めて大いに盛り上がった。
16:30。いいかげん笑い疲れてホテルへ。
ありがとう。また会おう!
そういって分かれた。

そこから約1時間でホテル到着。
この渋滞での移動は本当に疲れる。買い物をする時間も今回はろくになかった。
それでも少しの時間で町にでて買い物。
アユタヤから運転してくれているママさんドライバにこのまま空港まで頼んだ。
ランチも付き合わせてしまったし、ちょっとBangkokまでと思ったら一日仕事になってしまったんだよね。
まあ、一緒に盛り上がったし良いかな?そして、18:00ホテル発。

間に合うかな?なんて心配をしたが18:40空港着。
ちょっと肩透かしくらいな感じだ。
空港に着きさっそくチェックインここもスムーズでトータル148kgはちょっとオーバー気味だがツアーの機材を含めてなのでものすごい軽量化だと思う。

19:05チェックイン完了。完璧だ。完璧すぎて時間が空きすぎるのでとりあえずマッサージへ。これが30分450B。
恐ろしく高い。市内なら2時間分ではないか。
それでも時間があるのでお願いをする。ものすごく気持ちが良くて旅でむくんだ足が小さくなった。
靴がぶかぶか。気持ちいいもんだ。

その後全員で集合して乾杯。搭乗時間ぎりぎりまで過ごす。

そして21:55。TG640便に搭乗。
いよいよ帰国だ。機内に乗り込み気づくと寝てしまっていた。
目が覚めたのが飛び立って町の明かりが遠くに見える頃。
こんなことははじめてである。
疲れていたのか、安心してか、眼下にBangkokのネオンをみる。
その後また深い睡眠へ。

食事で起こされる。眠い目をこすりつつちゃんと食事。
TGの機内食は本当においしいね。
完食である。
ツアーのまとめもしなければ。遅れていたレポートを綴る。

今回の総括としてはどうだったのか。今回は、本当に多くの日本人の方々の協力で成り立ったと思う。
今までももちろんそうなのだが、一際その印象が深い。
これもタイの社会の特長なのではとおもう。そして出会ったタイ人の印象。
これはもう「やさしさ、温和」そのものだった。

クラクションをならさない、大声を出さない、揉め事をおこさない。

お礼を言ったときの優しい笑顔はもう一度この国に来たいとおもわせるまさに「微笑みの国」であった。

世の中はいろいろなことが起きるし、いい人ばかりじゃない。
でも、僕らのおもった印象はきっと多くの旅人が思うことなんだろう。

僕らのツアーも円熟期を迎えている。
第二章第七幕。限界にチャレンジして自分たちの機動力が見えた旅。
それをささえる強力なツアーメンバーの生み出した賜物といえるだろう。

往路よりも気流の関係か、スムーズに飛ぶ。まっくらな機内にぼくのライトだけが灯る。少し寝ることにしよう。
ドリンクサービスで目が覚める。
時間はもう3:48。あっという間だった。
いつもは大体ツアレポを書いたり、旅の話をしたりビデオをみたりしてほとんど眠れなくてむしろ困っていた。それだけ、疲れた?まあ、中身の濃かったからね。

時計を日本時間に戻す。
日本時間ではもう6:00近く。ということは。
今はもう日本の領空ということ。あっという間のフライトだ。
位置的にももうすぐ千葉に入る。

06:09。町の明かりが見えてきた。
まだ日の出前。
前回、ベトナムからの帰りのときはもっと明るかったから今回はかなり早いんだなと感じる。

そして6:11。まだ、夜の明けぬ成田に到着。
この日の一番便?静かな空港に降り立つ。
雨が降っている。
雨なんて久しぶりだ。
扉が開くと寒気が吹き込んでくる。
そうだ日本は普通に12月だ。
6:55。
空港を出る一日が始まる。

ここで旅のレポートは終わり。
本当にあっという間に駆け回ったAmazingTHAILAND。
公演をささえてくれたスタッフそしてかかわったすべての人にお礼を言いたい。

そして最後の最後で渡航を断念された恩師、信田先生、おかげさまでChiangMaiで多くの人に助けてもらい公演が成功しました。ありがとうございました。

GYPSYQUEENのみんな。
最高にタフなメンバーに感謝。
こんなハードな旅でパフォーマンスをきちっとできるのはあなたたちしかおりません。
脱帽です。
ひとつの旅の終わりは次の旅の始まり。
おおよそ不可能はない。限りなく頭を使えば、そうそうできないことはない。

一歩を踏み出せばまた違う答えが返ってくるはずだ。

これからも気持ちをONにして前に進んでいきたい。

Thailand。
また行きたくなる国。

天使の国。ありがとう。

GYPSY QUEEN Road to Asia #17
Amazing THAILAND
2007/12/07-2007/12/13

Photo by Aki

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