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China Tour 3

そしてまたバスのたびは続く

蘇州は「呉」の国。近くにある紹興の街が「越」の国というので「呉越ってそんなに近いんだ」となんとなく思う。

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三国志は大好きでいろいろ文献を読んだが呉越の国については実はあまり知っていなかったので勉強になる。

ちなみに日本の呉服はここが起源らしい。

蘇州は日本でもなじみの深い場所だ。

蘇州夜曲はとても有名(でもこれは日本の占領時代の物語なので実は蘇州人はそんなに好きな歌ではないというか中国人はこの歌を嫌いな人もたくさんいるらしい。なので今回はこの有名な曲を歌わないことにした経緯もある)

だし、空海は蘇州にある寒山寺で修行をしていたのは有名な話。

水の都で太湖、陽澄湖に囲まれ北京まで続く京杭運河が走る街だ。

この運河は1794キロ続く大運河で隋の時代からというからもう本当に古い街であることがうかがえる。

人口は1000万人、市内だけで600万人というから東京よりちょっと少ないというイメージ。

ということは大都市である。

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それでも観光客は年間100万人程度でとなりの上海のついでに来るというパターンが多いようだ。

山糖街

山糖街

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途中写真でも有名な山塘街によってくれた。

蘇州というと水郷の町。

風情のある夕景にちょっと旅の疲れも癒される。

水郷の町

水郷の町

17:00蘇州飯店に着いた。

バスが着くと球ちゃんがいた。

懐かしい顔。

そう、ずっと以前、秋葉原で一緒に飲んだ蘇州の友人、球ちゃんが待っていた。

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今回のツアー。

すべて彼がきっかけだった。

一昨年も蘇州公演の話があった。

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球ちゃんにいろいろ動いてもらったにも関わらずこちらサイドの問題もあり公演は達成できなかった。

そして、こうしてようやく僕らは蘇州の地にたどり着いた。

あきらめなかった蘇州、切れなかった僕らの親交。

その結果こうして2009年。

初めての蘇州に一歩を踏み入れた。

温和な笑顔の球ちゃん「お互い年をとったよね」といいつつ再会を果たした。

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それが何よりも嬉しいね。

蘇州飯店は市内の中心部にあり、まわりにもショッピング街がありにぎやかな所だ。

四星のホテルはきれいな内装で派手さはないものの過ごしやすい室内になっている。

早速夕食にということで18時にホテルを出る。

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いい感じの中華料理屋

いい感じの中華料理屋

地元の人が食べるものを食べたい、というおもいからいつも球ちゃんの会社で食事をしている店に連れて行ってもらう。

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席に着くと朱さんが「私たちは下で食べているので何かあればいってください」という。

僕らはいつも一緒にいたい。

ここで一緒に食べようというと会社としてお客さんと一緒に食事をするのはあまり良くないらしい。

でもそこは無理を言って同席してもらう。

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「僕らはいつもそうしたい。いろいろなこと教えて欲しいしね」。

それがGYPSYQUEENのやり方だ。

蘇州ガニ?

蘇州ガニ?

ここで上海ガニを頂く。いや陽澄湖ガニだね。

88元というから市場の相場からすると安いとおもうがそれでもカニは高級品。

僕はちょっと食べられないので遠慮した。

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みんなおいしいといって食べている。

さらにスッポンが登場。どうやって食べていいか分からないし、だいたいこれを食べるのか?と目をそらす。

これはアヒルね

これはアヒルね

朱さんがいきなり解体を始めて僕はもう見れない。

甲羅の裏側が目に入ってしまいもうだめ。

この映像はずっとのこってしまうだろうなぁ。

亀は怖い。

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Shinonは平気でパクパク食べている。

他のメンバーもみな。スーパー保守な僕。

それでも久しぶりの中華料理はおいしく大満足。

蘇州のビール雪花ビールがこの店にはなくサントリーを飲む。

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ビールの価格もレストランで10元程度。

安いよね。

19:30にホテルに戻り、20:00今日のライブ会場に向かう。

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結構遠い場所でそこはまるで別天地だった。

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